【J1ベストイレブン】MVPは文句なしで家長昭博。先発全員が及第点以上の川崎に割って入った選手は?|29節

【J1ベストイレブン】MVPは文句なしで家長昭博。先発全員が及第点以上の川崎に割って入った選手は?|29節

2020.11.27 ・ Jリーグ

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 J1リーグは、11月25日に第29節の6試合が行なわれた。ここでは、その中からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。


 今節でJ史上最速の優勝を決めた川崎フロンターレ。リーグで2位につけるG大阪との大一番で家長昭博の勝負強さが光った。


 家長は、1点リードで迎えた前半終了間際に「練習から狙っていた形」という、セットプレーからのクロスボールで、ニアサイドで味方がそらしたボールをファーサイドに詰めて得点。さらに49分、73分にゴールを重ねハットトリックを達成した。負傷している左足に痛み止めを打ちながらも決定的な仕事をした家長は『8.5』の高採点で、今節のMVPとした。


 5-0と完勝した川崎は先発選手全員が及第点以上の評価。そこからさらに4選手をピックアップした。


 登里享平は見事なクロスでレアンドロ・ダミアンの先制弾をアシストし、追加点の起点となり、クリーンシートにも大きく寄与した。大島僚太は、自身を経由し、ほぼ全ての攻撃を演出したと言っても過言ではない活躍で司令塔として、チームを大量5得点に導いた。山根視来は同サイドの家長を助け、攻守にアップダウンを繰り返しチームを下支え。三笘薫は、家長が「最後詰めるだけで良かった」と語る2本のアシストを記録し、ドリブルでも違いを見せた。

  上位進出を目指す4位・鹿島アントラーズを撃破した柏レイソルからは採点『7』のふたりを選出。クリスティアーノは、チーム戦術を見事に体現し、カウンターからダメ押しとなるチーム3点目を記録した。オルンガは細かい繊細なボールタッチで相手DFを手玉にとると、左足で強烈なシュートを突き刺し決勝点をマーク。26試合出場で25ゴールという驚異的な決定力を見せた。


 そのほか、大分トリニータを1-0で下したセレッソ大阪からは、10分の清武弘嗣が挙げた虎の子の1点を守り切った守護神のキム・ジンヒョンと、DFマテイ・ヨニッチをセレクト。横浜FC戦で前半だけで3点を奪い勝利した清水エスパルスからは、エアバトルでは磐石の強さ、カバーリングも冴えた立田悠悟と、広く中盤をカバーし、ダメ押し弾も決めた竹内涼を選んだ。



 【今節のベストイレブン】

GK

21 キム・ジンヒョン(C大阪)6.5●3回目

唯一の決定機となった77分の髙澤のヘディングシュートは右手一本で止める好セーブで勝利に貢献した。


DF

13 山根視来(川崎)6.5●5回目

後半には惜しいミドルを放つ。この日も攻守にアップダウンを繰り返し、優勝を決めたチームを下支えした。自身は初のリーグ制覇。


22 マテイ・ヨニッチ(C大阪)6.5●3回目

3バックの中央で身体を張るべきところしっかりブロックに入り、カバーリングが冴えた。


2 立田悠悟(清水)6.5●2回目

エアバトルでは盤石の強さ。クロス対応も安心感があり、ピンチの芽を摘む的確なカバーリングも。


2 登里享平(川崎)7●5回目

L・ダミアンにピタリと合わせたクロスは見事!! チームに重要な先制点をもたらした。その後もバランサーとして働きながら、周囲への指示も実に的確。73分の家長のゴールの起点にもなり、今季のパフォーマンスを象徴するような活躍だった。

 MF

6 竹内 涼(清水)6.5●初選出

抑えのきいたダイレクトシュートでダメ押しとなる3点目をゲット。得点以外では、幅広く動きながらボールを出し入れしてチームのリズムを整える。頼りになる存在だった。


10 大島僚太(川崎)7●2回目

キャプテンマークを巻いてプレー。川崎の攻撃は、ほぼこの司令塔を経由していたと言っても過言ではなく、チームの快勝につなげる。“川崎らしさ”を体現し続けた。


9 クリスティアーノ(柏)7●初選出

83分にカウンターから豪快なダメ押しゴールを決め、「素晴らしいシュート。ジャストミートだった」と笑みがこぼれた。


THIS WEEK MVP

FW

41 家長昭博(川崎)8.5●6回目

先発として3試合ぶりの出場を果たすと、サイド、中央を自在に動き回って攻撃に変化を加える。そして圧巻のハットトリック! 試合後には左足を痛めていたことも分かり、無理を押しての出場での結果と考えれば目頭が熱くなるパフォーマンスだった。指揮官は「背中で見せる選手、結果で見せる選手。改めて敬意を払います」と称讃。


14 オルンガ(柏)7●5回目

右スペースでボールを受けると、細かいタッチで相手DFを手玉にとり、利き足の左足を鋭く振り抜いた。決勝点を叩き込み、“違い”を見せつけた。


18 三笘 薫(川崎)7.5●8回目

序盤こそマッチアップした高尾に止められるシーンがあったものの、時間を経るごとにエンジン全開で自慢の突破力を存分に活かした。49、73分には家長のゴールを連続アシスト。快勝に貢献した。


※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。

採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。

●は今シーズンのベストイレブン選出回数。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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