責任と重圧、心地良さと苦しさを感じながら――横浜FC・四方田監督が目指す「攻守一体のアグレッシブなサッカー」に期待

責任と重圧、心地良さと苦しさを感じながら――横浜FC・四方田監督が目指す「攻守一体のアグレッシブなサッカー」に期待

2022.1.17 ・ Jリーグ

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 監督として現場に立つのは、実に5年ぶりだ。


 札幌のU-18監督時代の2015年7月、四方田修平はイヴィッツァ・バルバリッチの後任としてトップチームの監督に就任。翌年にJ2を制してチームの5年ぶりJ1復帰へと導き、17年は11位とJ1残留を果たす手腕を発揮する。


 18年にクラブはミハイロ・ペトロヴィッチを新監督に迎え入れ、四方田はヘッドコーチに。以後は4シーズンにわたり、“ミシャ”のもとでチームを指導し、迎えた2022年、札幌を離れ、横浜FCの監督に就任した。


 若手育成や堅実なチーム作りに定評のある指揮官だ。なによりも札幌ではJ1昇格&残留と結果を残している。


 監督という立場を離れ、コーチだったここ4年間を振り返れば、当然ながら簡単な仕事ではなかったが、「重圧とかプレッシャーから解き放たれて、指導ができたり、ミシャさんのもとで学ばせていただいた」という。


 そして再び、横浜FCで監督としてのキャリアを刻み始めた。1月9日の新体制発表会見を終え、同12日に和歌山キャンプでチームは始動。同17日のオンライン取材に応じた四方田監督は、いまの心境をこう明かす。


「監督という立場になって、チームを率いる責任とか、1日1日のトレーニングを含めての責任、そういった重圧は久しぶりにまた感じながら、やらせていただいていています。心地良い部分と、苦しく感じる部分と、今のところ半分半分ですね」


 様々な感情が入り交じり、責任や重圧も感じているが、充実感はあるはず。「そこを求めて、もう一回、こういう場所に帰らせていただいた」と表情を引き締める。


 新天地で目指すべきは、「攻守一体となったサッカーをアグレッシブにやりたい」と力をこめる。


「今のサッカーの傾向としては、どんどんスピーディでハイテンポになってきているので、チームの成長を考えても、そういう志向をしっかりと持ちながら、ハイテンポ、ハイスピードなところを目指しながらアグレッシブにやっていきたい」

  スタイルの落とし込みは、まだ始まったばかりだが、「最初の1週間、選手はものすごい吸収力が高くて、吸収したいという気持ちが伝わってくる。ある程度の形を、全体像としては作れてきた」と好感触を得ている。


 和歌山キャンプは23日まで。その後は26日から2月5日まで宮崎キャンプに入り、チーム作りは本格化していく。


「精度をどんどん上げていく部分と、あとは相手あってのサッカーなので、これからいろんな相手とやっていくなかで、自分たちのスタイルをどう出していくのか。こういうときはできないから、2つ目のやり方があるよね、とか。そういったところをこの先、どんどん上積みしていくことが大事。そこはシーズンを通してだが、高めていきたい」


 求められているのはJ1復帰。その実績はある。48歳の指揮官にかかる期待は大きい。


取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)



 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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