新生なでしこ、オランダとスコアレスドローに終わるも攻守に手応え

新生なでしこ、オランダとスコアレスドローに終わるも攻守に手応え

2021.11.30 ・ なでしこ

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日本時間30日、オランダ遠征中のなでしこジャパンがオランダ女子代表と対戦。攻守に主導権を握り、強豪を追い詰めたが、ゴールを奪うことはできず。0対0で引き分けに終わった。


池田太監督を迎え、2戦目となる新生なでしこ。スタメンはGK田中桃子、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、宮川麻都。ダブルボランチに長野風花、林穂之香。右に宮澤ひなた、左に長谷川唯。2トップに菅澤優衣香、田中美南が入る、4-4-2でスタートした。


なでしこは注目のエース・岩渕真奈がベンチスタート。2019年女子W杯準優勝のオランダは、W杯予選が延期になった影響でエースのミーデマらが出場せず、初代表のフレッシュな顔ぶれが並ぶメンバー構成となった。


なでしこは最終ラインからのビルドアップで攻撃を展開。左サイドの長谷川、宮川が起点になり、2トップにボールを入れようと試みる。


守備面ではダブルボランチの長野、林が起点となり、連動したプレスでボールを奪取。セカンドボールに対する反応も良く、強豪オランダと互角に渡り合う。


日本のチャンスは前半37分。セットプレーの場面、長野がファーサイドに放り込んだボールを南が左足でシュート。ビッグチャンスだったが、シュートは枠をとらえることができなかった。


前半38分、直前のプレーで負傷した田中に替わり、岩渕が登場。直後の40分には、長野が絶妙な飛び出しでチャンスを作ると、折り返しに反応した菅澤がフリーでシュートを打つが、オランダの選手にブロックされた。


後半に入っても、なでしこは攻守に組織的なプレーを見せ、主導権を握っていく。後半21分には長野、宮川に替えて隅田凜、乗松瑠華を投入。選手を交代し、オランダゴールに迫る。


後半29分には岩渕のスルーパスに菅澤が抜け出し、決定機を迎えるが、このシュートも相手にブロックされてしまった。


後半38分、菅澤を下げて小林里歌子がピッチに入る。前線を入れ替えてゴールを狙うが、オランダの体を張った守備を打ち破ることはできず。0対0で試合終了の笛が鳴った。


試合後、池田監督は「チャンスは作れたが、勝ちきれなかったことが残念。選手は規律を持ってハードワークしてくれた。色んな選手をトライし、チームを組み立てる上で意味のある試合だった」と振り返り、来年1月に控えたアジアカップに向けて「さらにチーム力、得点力を上げていきたい」と語った。


なでしこは得点こそ奪えなかったが、連動した守備やコンビネーションを生かした攻撃など、随所にらしさを披露。池田監督就任2試合目ながら、今後の仕上がりに期待を持てる内容だった。


写真提供:getty images

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