「ロベカルは100mを10.8秒、ラウールはマラソン選手級」マドリーの元コーチが“銀河系軍団”の驚異的身体能力を明かす!「ベッカムは…」

「ロベカルは100mを10.8秒、ラウールはマラソン選手級」マドリーの元コーチが“銀河系軍団”の驚異的身体能力を明かす!「ベッカムは…」

2020.4.5 ・ 海外サッカー

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 2000年代前半にサッカー界を彩った“銀河系軍団”は、そのスキルはもちろん身体能力も抜群だったようだ。


 4月4日付けのスペイン紙『Marca』が、「ロス・ガラクティコス」と呼ばれた当時のレアル・マドリーでフィジカルコーチを務めていたホセ・ルイス・サン・マルティン氏のインタビューを掲載している。


 元コーチが「素晴らしいマラソンランナーになれただろう」と評したのが、抜群の決定力を誇ったFWラウール・ゴンサレスだ。その持久力を称賛している。


「引退後まもなく、彼はフルマラソンで3時間半を走った。適切なトレーニングをすれば、2時間15分ぐらいで走れただろう。ケタ違いの持久力を持っているだけなく、自分を犠牲にして極限までプレーすることができた」


 その“スペインの至宝”のフィジカル能力について、『Marca』紙は、「チャンピオンズ・リーグで14キロも走った試合があった」と紹介している。


 超攻撃的左SBとして鳴らしたロベルト・カルロスについては、こんなエピソードを明かしている。


「トレーニングの後で、『お前は100メートル走を11秒を切れる」と伝えたんだ。すると彼は『今すぐやってみよう』と言ってね。『練習直後だから良くない』と止めたんだけど、ストップウォッチを準備するように指示されてね」


 そして、実際に走ってみると、なんと10.8秒だったという。「クレイジーなタイムだよ」と振り返ったサン・マルティン氏によると、その加速力は並外れていて、短距離ランナーになっていた可能性もあったという。

  その“ロべカル”と同じブラジル代表のFWロナウドも、驚くべきスピードを持っていたようだ。「ロニーは、60メートルの優れたランナーだった。ベン・ジョンソンと非常によく似た特徴を持っていた」と一世を風靡したランナーを引き合いに出し、「6.8秒から7.8秒の間で軽々(60メートルを)走った」と回顧した。


 疲れやすく、持久力を高めるトレーニングをしなければいけなかったようだが、「現在、ロナウドのようなパワーとスピードを持つ選手はいない」とその爆発力を称えている。

  興味深いのは、デイビッド・ベッカムの話かもしれない。フィジカルに優れた選手というイメージはないが、元イングランド代表MFは「体重1ポンドあたりのパワーが強かったので、優秀な800メートルのランナーになっていたかもしれない」という。


「世界記録は現在1分40秒で、1分50~52秒1ぐらいなら簡単に達成できただろう。彼はインテンシティーのある純粋なミッドフィルダーで、毎試合、問題なく10~12キロは走れた」


“銀河系軍団”の顔だったジネディーヌ・ジダンとルイス・フィーゴについても言及している。


「フィーゴは足が非常に強く、持久力があった。クロスカントリーに向いていたと思う。ジダンと同じようにね」


 ふたりのスターは、練習熱心な選手だったようだ。「本当にトレーニングが好きだった。泥、雨、障害物のあるクロスカントリーのようなレースに適していたね」


 圧倒的な個の能力の高さが際立っていた当時のマドリーだが、それを支えていたのは、こうしたフィジカル能力の高さだったようだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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