3年ぶり国内での国際試合、ビーチサッカー日本代表がウクライナに逆転勝利
1日、ビーチサッカー国際親善試合、日本代表対ウクライナ代表が兵庫県・明石市大蔵海岸公園で行われた。試合は、4ゴールを奪った日本がウクライナに勝利。連戦の初戦を白星で飾った。
国別ランキング6位の日本と11位ウクライナの対戦。日本のスタメンには、GK柴本慎也、赤熊卓弥、大場崇晃、茂怜羅オズ、齋藤凱也の5人が並んだ。
開始から、両チームとも緊張感のある立ち上がりを見せる。日本は監督兼キャプテンの茂怜羅がミドルシュートを放ち圧力をかけると、守備ではGK柴本が体を張ったセーブでゴールを死守する。
またGK柴本は得意のシュートを積極的に放つなど、存在感を見せつける。攻撃ではピヴォの赤熊にボールを集めて、シュートチャンスを作ろうと試みる。
第1ピリオド終了間際、11分には茂怜羅がダイナミックなオーバーヘッドシュートを打つが、わずかにゴール左に外れた。
第2ピリオド開始から、GKが河合雄介にチェンジ。すると第2ピリオド3分、茂怜羅が左サイドの深い位置から右足で強烈なシュート。ゴールに右に突き刺し、日本が先制する。
しかし4分、ウクライナのイオル・レフチェンコがゴール正面から見事なオーバーヘッドを沈めて、すぐさま同点に追いつく。
同点で迎えた第3ピリオド。開始1分にウクライナのドゥムトラ・ボイテンコが左サイドからシュート。浮き球になったボールがゴールに吸い込まれ、ウクライナが逆転する。
しかし、ホームの日本も黙ってはいない。直後の2分、ゴール前でボールを受けた大場が鮮やかなオーバーヘッドを突き刺し、スコアを降り出しに戻す。
一進一退の攻防が続く中、日本が勝ち越しゴールをあげる。5分、GK河合のピンポイントスローから、右サイドで鮮やかな反転を見せた赤熊が強烈なシュート。赤熊が国際Aマッチ100試合出場を自ら祝うゴールを決め、勝ち越しに成功する。
勢いに乗る日本は8分、齋藤の鋭い守備でボールをつなぐと、山内が前に運び、左足でシュート。4点目を決め、ウクライナを突き放す。
11分にはフリーキックのピンチを迎えたが、GK河合が体を張ってセーブ。追加点を許さない。
終了間際、ウクライナはGKをフィールドプレイヤーに替え、パワープレーを敢行したが、日本は粘り強く対応。茂怜羅、大場、赤熊、山内と、決めるべき選手が決めた日本が、4対2で勝利した。
2戦目は10月2日(日)14時キックオフ。You TubeのJFA TVにてインターネットライブ配信される。