【J1採点&寸評】仙台1-2浦和|1G1Aの助っ人FWと浦和通算100点目の興梠が圧巻のクオリティ!最高殊勲に選んだのは…

【J1採点&寸評】仙台1-2浦和|1G1Aの助っ人FWと浦和通算100点目の興梠が圧巻のクオリティ!最高殊勲に選んだのは…

2020.7.9 ・ Jリーグ

シェアする

[J1リーグ3節]仙台1-2浦和/7月8日(水)/ユアスタ


【チーム採点・寸評】    

仙台 5.5

ルヴァンカップで大敗した浦和に対し、組織的な守備で対抗したが、前半終了間際に失点。後半に選手交代から攻撃を活性化させ、すぐ同点にしたが追加点を奪えず、再び守備の綻びを見せ失点し敗戦。内容は悪くないが、攻守ともあと一歩クオリティを追求したい。


【仙台|採点・寸評】 

GK

24 小畑裕馬 5.5

2点とも責められない失点ではあるが、実績豊富な一流のFWへの対応にはまだ課題がある。それでもファインセーブを再三見せるなど、高卒1年目としては十分な出来。


DF

3 飯尾竜太朗 5

活動量は豊富だったが、守備では対面の山中や汰木への対応に苦慮する場面が目立ち、攻撃にもあまり絡むことはできなかった。


16 吉野恭平 5

2失点とも相手のキーマンであったレオナルドを決定的な場面で離してしまい、失点につながった。攻撃の起点としては質の高いプレーを見せていただけにもったいなかった。


39 金 正也 5

吉野同様、攻撃につながるパス出しや、積極的に前へ出て攻撃に絡む姿勢は見せたが、1失点目はレオナルド、2失点目は興梠を止められなかった。


36 柳 貴博 5.5(81分OUT)

前半は時折相手陣内深くまで入り込み、クロスで決定機をつくったが、後半は対面のマルティノスの対応で守勢に回る時間が増えた。

MF

7 関口訓充 6

中盤で闘志あふれるプレーを見せ、守備面で力強くボールを奪い、決定機につなげた。後半山田のゴールではアシストした赤﨑へ正確なパスを出していた。


5 椎橋慧也 5.5

アンカーとして守備でも、決定機をつくり出すパスの面でも奮闘していたが、攻守両面であと少し質を上げ、決定的な仕事ができるようにしたい。


26 浜崎拓磨 5.5(HT OUT)

インサイドハーフとして守備面では健闘。攻撃面では決定機にいくつか絡んだが、プレー精度を欠き、ゴールにつながるプレーは生み出せず、前半で途中交代。

 FW

42 山田寛人 6(61分OUT)

前半終了間際に対面の山中を止めきれず失点に絡んだが、J1初得点となる後半開始早々のゴールでミスを帳消しに。初のJ1での先発出場で緊張もあった中、ゴールへ向かう姿勢を強く見せ続けた。


11 赤﨑秀平 6.5(73分OUT)

最前線からの守備で大きく貢献。攻撃では19分GKとの1対1でシュートを決めきれなかったが、後半見事なクロスで山田のゴールをアシスト。チームのためのプレーに徹する姿勢を見せ続けた。


29 アレクサンドレ・ゲデス 5.5(61分OUT)

左サイドで攻撃の起点となり、サイドチェンジや縦への突破などで光るものを見せたが、交代間際のGKと1対1の場面でパスを選択したのは痛いミス。ゴールは奪えなかった。交代出場

MF

28 佐々木匠 5.5(HT IN)

後半開始直後に投入されると、いくつか決定機に絡んだり守備で奮闘したりはしていたが、味方と被ってしまうプレーもあり、チームプレーにさらに徹したい。


FW

15 西村拓真 5.5(61分IN)

ポジショニングなどで質の高さは見せることができたが、海外での経験豊富ということもあり徹底マークに遭い、うまく相手の守備をはがせなかった。


FW

19 ジャーメイン良 5(61分IN)

途中出場でいくつかドリブル突破からのクロスなどで決定機に絡んだが、前節よりも相手の守備に手こずり、ゴールにつながるプレーは出せなかった。


FW

20 長沢 駿 5(73分IN)

後半途中出場したが、投入後は守勢に回る時間が長かったこともあり、良い形でクロスや縦パスが入る機会が少なく、決定機を生み出せなかった。


DF

45 真瀬拓海 ―(81分IN)

阪南大在学中の特別指定選手がJリーグ公式戦デビュー。ミスを恐れず前へ出る姿勢を見せた。守備でも身体を張る場面が見られた。


監督

木山隆之 5.5

前半から積極的に選手にチャレンジさせて、一度は同点に追いつき、シュート数で相手を上回れたことは評価できるが、選手交代があまり機能せず、流れを相手に渡してしまった。【チーム採点・寸評】

浦和 6

前半終了間際に先制するも後半早々に守備で隙を突かれ失点したが、選手交代でリズムを取り戻し、興梠のゴールで引き離した。カウンター攻撃からのピンチが多かったのは反省点だが、冷静に試合を運び、最後は攻撃陣の質の高さで勝利を掴んだ。


【浦和|採点・寸評】 

GK

1 西川周作 6.5

何度かカウンター攻撃で相手攻撃陣と1対1の場面があったが、絶妙な間合いの取り方で相手のシュートをストップできていた。1失点はやむを得ないもの。


DF

27 橋岡大樹 6.5

カウンター攻撃を仕掛けたアレクサンドレ・ゲデスのパスをカットするなど、多くのピンチを防ぎ、ややミスの多かったトーマス・デンのカバーもできていた。


20 トーマス・デン 5.5

身体能力の高さは見せられていたが、ボールロストして相手のカウンター攻撃を招いたり、失点シーンでは赤﨑にクロスを挙げられてしまったりと不安定さも目立った。


31 岩波拓也 6

失点シーンは相手にスペースを突かれてしまったが、概ね安定感のあるプレーぶりで、長短のパス出しも正確だった。


6 山中亮輔 6.5(79分OUT)

機を見て中に入ったり、逆にサイドに張ったりで対面の相手を苦しませ、クロスで先制点をアシスト。惜しいミドルシュートもあり、攻撃面での貢献は絶大だった。

 

MF

10 柏木陽介 6(62分OUT)

ベテランらしく攻守で丁寧にバランスを取り、攻撃にリズムを与えるパスも出せていたが、後半はやや活動量が落ち、途中交代。


29 柴戸 海 6.5

攻撃でも展開力の高さを見せたが、守備での位置取りが良く、時には最終ラインまで下がってボールを奪い、的確に攻撃陣へボールをつなぐことができていた。


24 汰木康也 6.5(79分IN)

左サイドからの鋭い突破から多くの決定機をつくり、前半終了間際のレオナルドのゴールの起点となるパスも出す。山形時代の恩師・木山監督の前で成長を見せた。

 FW

12 ファブリシオ 5.5(62分IN)

サイドから中へと入り込み、決定機にいくつか絡むことはできていたが、守備がルーズになる場面が多く、相手にスペースを与えてしまう場面も多かった。


14 杉本健勇 6(68分IN)

ゴールを奪えなかったが、時折中盤に下りてボールに触って攻撃のリズムをつくり、決定機をつくり出すことはできていた。


45 レオナルド 7

1点目は相手DF2人のマークを苦にせずゴールを決め、後半はゴール前で冷静にキープして興梠のゴールをしっかりとお膳立て。全得点に絡み文句なしのMOM。

交代出場

FW

11 マルティノス 6.5(62分IN)

直接ゴールに絡むことは無かったが、独特のリズムのドリブルで積極的に仕掛け、相手DFを疲弊させることに成功した。


MF

7 長澤和輝 6(62分IN)

後半途中出場で攻撃にリズムを与え、決定機にも顔を出す場面があった。守備でも大きな破綻はなく、うまくバランスが取れていた。


FW

30 興梠慎三 7(68分IN)

相性の良い仙台戦で、きっちりと浦和での自身通算100ゴールというメモリアルゴールを決めて勝利につなげた。ベテランらしいポジショニングの良さとシュートセンスを見せつけた。


MF

41 関根貴大 6.5(79分IN)

短い出場時間だったが、相手DFのマークをかわしてレオナルドへクロスを入れ、興梠のゴールにつなげる大きな貢献を見せた。


DF

3 宇賀神友弥 ―(79分IN)

山中との交代でピッチに入り、プレー時間は短かったが、守備で大きな破綻を見せることなく、相手の反撃をしのいだ。


監督

大槻 毅 6.5

前半からボールを保持しながらもカウンター攻撃を受けピンチを招く難しい展開だったが、質の高い選手を効果的なタイミングで投入し、勝点3を得ることに成功した。


※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


取材・文●小林健志(フリーライター)

記事提供:サッカーダイジェストWEB

シェアする

最新記事