【金J特集】「守備的な勝ち方は求めていない」横浜のポステゴグルー監督は4年目も“超攻撃的”宣言! 王者との開幕戦に向けて「残念」と語ったことは?

【金J特集】「守備的な勝ち方は求めていない」横浜のポステゴグルー監督は4年目も“超攻撃的”宣言! 王者との開幕戦に向けて「残念」と語ったことは?

2021.2.24 ・ Jリーグ

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 2月26日にいよいよ2021シーズンのJリーグが幕を開ける。DAZNとスポーツメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、“金J”の開幕戦を戦う横浜F・マリノスと川崎フロンターレの監督・選手にインタビューを実施。サッカーダイジェストは、就任4年目を迎える横浜のアンジェ・ポステコグルー監督に、話を伺った。

 

 現在55歳のポステコグルー監督は、18年の就任と同時に圧倒的なポゼッションと走力で相手をねじ伏せる、超攻撃的サッカーを導入。就任1年目こそ戦術の浸透に時間がかかり、12位に沈んだものの、2年目に努力が結実。リーグトップの68得点を挙げるなど攻撃陣が爆発し、15年ぶり4度目のリーグ制覇を成し遂げた。


 ただ、連覇が期待された昨季は、過密日程や怪我人の影響もあり、9位で終了。消化不良のシーズンとなってしまった。立て直しが求められる今季だが、オーストラリア人指揮官はスタイルを変えるつもりは一切ない。


「毎年一緒のことだが、まずは自分たちのサッカーをすること。そしてエキサイティングにたくさんのゴールを奪っていく。こういう姿をサポーターのみなさんに見せたい。ブレることなく、F・マリノスのサッカーを貫いてやっていく。相手によって、やり方を変えるという考えは自分の中にはない。

 

 例えば川崎とやったときに、もう少し守備的に戦えば、勝つ可能性は多少上がるかもしれない。だが、そんな勝ち方は求めていない。自分たちのサッカーを大事にし、しっかり試合の中で支配したい」


 その言葉通り、中位に沈んだ昨季も、優勝した一昨シーズンよりも1点多い69点をマーク。川崎の88点に次ぐリーグ2位のゴールを叩き出した。もちろん、狙うのはさらなる上積みだ。

 

「数字という部分ではこだわっていない。とにかく去年よりも点を取っていく。しっかりゴールに向かっていけるか。そういうところを集中してやっていきたい。1年目はなかなか良いシーズンを送ることができなかったが、得点数に関しては上位にあったと思うし、とにかく毎年、前の年よりも取っていく。そういう部分をしっかり意識してやる」 26日の開幕戦では、いきなり同じ神奈川県のライバルクラブである、王者・川崎と激突する。それには「本当に開幕が楽しみ」と、対戦を待ちわびる現在の心境を明かした。


「いつも川崎とやるときは、面白い内容の試合ができていると思っている。得点数は互いに上位で攻撃的なチームなので、今回も面白い展開になるはずだ。ただ、残念なのはアウェーで戦うことと、コロナ禍でサポーターがたくさん来られないことだ。大勢の方に応援して試合を楽しんでもらいたかった」


 注目されるのが新戦力だ。以前より獲得を熱望していたDF岩田智輝と、エウベルとレオ・セアラの両ブラジル人プレーヤーへも期待を寄せている。

 「岩田はいい形で日々を過ごしているし、しっかり溶け込んでいる。エウベルも既に馴染み、自分たちのサッカーを学んで徐々にフィットしている状態。レオに関してはこのコロナ禍で来日が未定だ。だが、彼らは自分たちのチームの助けになってくれると思うし、本当にいい形で今季も戦えると思っている」


 開幕戦のキーマンを聞いたところ、「キープレーヤーはいない」と言い切った指揮官。チーム一丸で臨むポステコグルー体制4年目、F・マリノスは再びJ1の主役に返り咲けるか。


取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

協力●DAZN

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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