AC長野パルセイロの元日本代表FW金園英学が今季引退…デビュー年にキャリアハイ、負傷に苦しんだ11年間に「思い描いていたキャリアとは程遠い形」

AC長野パルセイロの元日本代表FW金園英学が今季引退…デビュー年にキャリアハイ、負傷に苦しんだ11年間に「思い描いていたキャリアとは程遠い形」

2021.12.2 ・ Jリーグ

シェアする

AC長野パルセイロは2日、元日本代表FW金園英学が2021シーズン限りで現役を引退することを発表した。


関西大学卒業後の2011年にジュビロ磐田に新加入した金園は、初年でおから明治安田生命J1リーグ28試合に出場して12ゴールを決める鮮烈デビュー。クラブ史上新人最多得点記録を樹立したほか、史上3人目のデビューシーズンにおける二桁得点達成者となった。


また、2012年にはキリンチャレンジカップに臨む日本代表にも選出された金園だったが、その合宿中に右第5中足骨を骨折して全治3カ月の診断で離脱。6月の復帰間近にも同じ個所を再び骨折して長期離脱を強いられた。


その後、金園はベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府を渡り歩いたが、ルーキーイヤーに達成した二桁得点には至らず。2021シーズンから長野に完全移籍していた。


金園は、長野の公式サイトを通じて以下のように感謝を伝えた。


「Jリーグ創世期のアルシンドのプレーに感銘を受け、小学校1年生で本格的にフットボールを始めてから30年弱、言葉に言い表す事のできないくらい幸せな時間でした。森ノ宮S.C、明倫クラブ、立正大学淞南高校サッカー部、関西大学体育会サッカー部、ジュビロ磐田、ベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府、AC長野パルセイロで共に闘って下さった皆様、本当にありがとうございました」


続けて「そして改めて、僕の可能性を信じ続けてくれた両親、最愛の妻、笑顔のプリティな子供達に感謝します」と周囲への思いを強調。自身が負傷に苦しめられたことに触れつつも、「素晴らしい経験」だったと振り返っている。


「現役生活を振り返ると、怪我が多く、思い描いていたキャリアとは程遠い形になりましたが、それでも、前田遼一さんという男の中の男をはじめ、偉大な先輩方の背中を間近で見られたことで、人として大きく成長することが出来たと自負しています。今後は、この何事にも代えがたい素晴らしい経験を生かし、次のステージでも鍛錬を惜しまず『灰頭土面(かいとうどめん)』、全身全霊で頑張ります。最後になりますが、まだシーズンは終わっていません。週末に大事な試合が残っています。少しでもチームの力になれるよう全力で闘います。応援よろしくお願いします」


なお、長野は5日に行われる明治安田生命J3リーグ最終節でFC今治をホームに迎える。しかし、その試合を含めて本人の意向により引退セレモニーは実施しないと伝えられている。



記事提供:Goal

シェアする

最新記事