【J1採点&寸評】川崎5-3神戸|MOMはPKでエースを勇気づけたレフティ!! イニエスタは勝利の意思を示したが…

【J1採点&寸評】川崎5-3神戸|MOMはPKでエースを勇気づけたレフティ!! イニエスタは勝利の意思を示したが…

2018.10.21 ・ Jリーグ

シェアする

 [J1リーグ30節]川崎5-3神戸/10月20日/等々力

 

【チーム採点・寸評】

川崎 7.5

序盤から神戸のプレスを外し、ほぼ試合を通してペースを掴み続けた。今季最多の3失点を喫したが、1点目は不運なOGで、2点目、3点目は寄せの甘さがあるにせよ、ファインゴールでやむを得ないもの。それよりも3失点後にフォーメーションを組み換え、逆転勝利した勝負強さを讃えたい。



【川崎|採点・寸評】

GK

1 チョン・ソンリョン 6

失点は3点とも厳しいものだったが、1失点目についてはコミュニケーションが取れていれば防げていたかもしれない。ボールを保持するパス回しにも入れておりその点は良かった。

 

DF

18 エウシーニョ 6.5

攻撃面で違いを見せ、ダメ押し点を決めた。ただ、守備面では橋本にクロスを上げさせる場面が続いたのが気になるところ。OGになったクリアは力任せで不用意だった。

 

3 奈良竜樹 6

高さのある相手に対しクロス対応はしっかりしていた。ただ3失点目につながる突破を許したスライディングの軽さは気になった。

 

5 谷口彰悟 6.5

前線からの守備につながる最終ラインのコントロールは悪くなかった。シュートがうまかったが、2失点目の場面はもう少し厳しく身体を寄せられていれば違った結果になっていたかもしれない。

 

2 登里享平 6.5

積極的な攻撃参加で神戸の守備を圧迫。PKを奪った場面などはよくゴール前に入り込んでいた。気になるのは3失点目の対応。もう少し身体を寄せたかった。

 MF

10 大島僚太 7(86分OUT)

逆転ゴールとなった4点目の連係は見事。自身が前に出るプレーで怖さを出す。家長の得点をアシストしたクロスや、エウシーニョに出した5点目のパスなど2アシスト。少々縦パスにズレが見えたのが気になった。

 

14 中村憲剛 7

ボランチにポジションを下げてプレー。長短のパスを織り交ぜて神戸を攻略した。攻守で試合を締めた。

 MF

41 家長昭博 8

PKを蹴る小林悠を励まし、エースにゴールをもたらした。3失点後にトップ下にポジションを変え、追撃弾となる2点目を手にしてチームを勢い付けた。その後齋藤学の得点をアシストし、4点目の起点となった。

 

37 齋藤 学 7(81分OUT)

自らを追い込んで迎えた勝負の試合で同点ゴールを決める。仕掛けて決めた移籍後初ゴールは見事だった。ゴール後に見せた質の高いプレーを90分間続けてほしいところ。

 

FW

20 知念 慶 7(87分OUT)

ゴールこそ無かったが、守備のスイッチを入れ続け、ポストプレーで攻撃の起点となった。死力を尽くし、チームの逆転勝利に貢献した。

 

11 小林 悠 7.5

2本連続で外してきたPKを決めて悪循環を断ち切る。また大島僚太が決めた4点目をアシスト。見事なゴールだった。一人で放った7本のシュートは神戸のシュート数を1本上回る数字。

 交代出場

MF

16 長谷川竜也 −(81分IN)

見せ場は終了間際の家長とのパス交換からの左足ループシュート。しかし、クロスバーを越えてチャンスを逸してしまった。

 

MF

22 下田北斗 −(86分 IN)

大島との交代でボランチに入ったが、神戸に付け入る隙を与えず、ゲームを終わらせた。

 

MF

27 鈴木雄斗 −(87分 IN)

後方とのバランスを図りつつ、きっちりと神戸の中盤に圧力をかけて守備を安定させた。

 

監督

鬼木 達 7.5

3失点後、フォーメーション変更によってチームを立て直す。主力3選手が出られない状態でも、イニエスタを擁する神戸を相手に5得点できるチーム作りは見事。

 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。



 【チーム採点・寸評】

神戸 5

2点のリードを守りきれず。試合内容でも川崎に押し込まれる時間が続いた。守備戦術が未完成のため、試合終盤に足が止まり、逆転されたあとにパワーを出せなかった。

 

 

【神戸|採点・寸評】

GK

18 キム・スンギュ 4.5

失点はどれも際どいコースを突くものでGK泣かせ。気になったのがキックの精度の悪さ。タッチライン際の選手を狙ったボールの大半が合わず、ラインを越えてしまう場面も含めてロストが続いた。

 

DF

34 藤谷 壮 5(90分OUT)

右サイドバックとして守備に追われる時間が続いた。後半途中にサイドハーフにポジションを上げるが思うように攻撃には関われず。

 

2 那須大亮 5(76分OUT)

局面の対応はある程度できていた。またフィードで局面を変える役割を果たした。

 

25 大﨑玲央 5

強さを見せて川崎の攻撃陣と対峙したが、結果的に5失点しており思うに任せなかった。

 

22 橋本 和 5.5

攻撃面でよく川崎の右サイドを攻略していたが、その半面川崎のサイド攻撃を受け守勢に回る時間が続いた。

 MF

14 藤田直之 5

中盤を制圧される展開の中、我慢の時間が続いた。うまく守れていた時間はあったのだが、結果的に2点のリードを守りきれなかった。

 

7 三田啓貴 6(71分OUT)

序盤は川崎の左サイドからの攻撃を封じつつ、攻撃の機会を狙っていた。そういう意味で35分のゴールは見事。劣勢のチームを勢いづけた。

 

8 アンドレス・イニエスタ 5.5

先発への復帰戦でフル出場。随所に上手さを見せ、また逆転されたあとの時間帯で猛烈なプレスをかけるなど勝利への意思を示した。

 FW

10 ルーカス・ポドルスキ 5.5

序盤こそタイミングを見たプレスをかけたが、長続きせず。強烈なシュートを放つ場面も見られたがゴールにはならなかった。体力の落ちた試合終盤にいかに効果的に動くのかが課題。

 

16 古橋亨梧 6

序盤はウェリントンとのコンビで効果的な攻撃を仕掛けた。また28分の逆転ゴールは見事だった。ただ、サイドにポジションを代えたあとは消えがちとなった。

 

17 ウェリントン 6

ロングボールのターゲットとして機能。押し込まれた状況を打開するきっかけとなった。ただシュートは1本も打てず得点の部分では貢献できず。

 交代出場

DF

39 伊野波雅彦 5.5(71分IN)

齋藤学に手こずりはじめた後半途中からピッチに立ち、右サイドバックとしてハードな守備を仕掛けた。

 

DF

5 アフメド・ヤセル 5(76分IN)

5失点後に登場。CBの位置に入り主導権を握られる展開のなか、守備に奔走した。出場時間中は無失点だった。

 

FW

33 大槻周平 −(90分IN)

2点差をつけられた状況のなか、アディショナルタイムでの登場となったが、チームの流れも悪くほぼ何もできず。

 

監督

フアン・マヌエル・リージョ 4.5

2点差を追いつかれた試合運びはまずい。守備組織の構築が間に合っておらず、川崎にいいように回された。

 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

 

取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

シェアする

最新記事