「アンチはくたばれ!」ハンブルクからの退団が決まった酒井高徳。批判していた古巣サポーターの反応は…

「アンチはくたばれ!」ハンブルクからの退団が決まった酒井高徳。批判していた古巣サポーターの反応は…

2019.8.14 ・ Jリーグ

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 8月14日、ヴィッセル神戸はハンブルガーSVの酒井高徳を完全移籍で獲得したと発表。ときを同じくして、ハンブルク側も酒井の退団を公表した。


 ハンブルクの公式インスタグラムでは、「親愛なるゴウ(酒井の愛称)、胸に我々のエンブレムを付けて過ごしてくれた4年間に感謝します。本当にありがとう。あなたの新しいチャレンジにすべての幸運を祈ります」というメッセージとともに、酒井の写真を掲載。神戸入団が決まったことも併せて報告されている。


 酒井は2015年にハンブルクに加入。2年目にはキャプテンを任されるなど、クラブの主力として活躍した。それでも3年目の2017-18シーズン、クラブは2部に降格。翌シーズンに1年での1部復帰を目ざしたが、終盤まで自動昇格圏内の2位以内を維持していたにもかかわらず、終盤に大失速。昇格・降格プレーオフに参戦できる3位にも入れず、4位に終わった。


 この“失態”の槍玉にあげられたのが酒井だった。18-19シーズン最終節のデュイスブルク戦ではサポーターから怒号のようなブーイングを浴びせられた。ボールに触れるたびに指笛が鳴り、試合後は本人もひどく落ち込んだ様子だったという。


 今季は、ボルシアMGを率いていたディーター・ヘキンクを新監督に招聘。新体制がスタートを切ったクラブにおいても、酒井への“バッシング”は収まる気配を見せなかった。クラブや同僚が過熱したサポーターの反応を諫めても、事態は変わらなかったのだ。

 その後、2020年まで契約を残す酒井に対して、クラブ、とりわけヘキング監督は慰留に務めようだが、酒井は退団の意思を固めた。


 いざ退団が発表されると、サポーターからは多くの感謝の言葉が並んだ。なかには否定的なものもあるが、こうしたコメントに対してはサポーターが自ら諫めており、おおむね好意的なコメントが目立った。


「見習うべき模範的なプレーヤーだった。本当にありがとう。アンチはくたばれ!」

「ありがとう、キャプテン」

「選手のレベルとして優れていたとは言い切れないけれど、ゴウの加入はチームのスタイルを豊かにした。一緒にいてくれたことに感謝を。将来の成功を祈っている」

「ハンブルクへの忠誠をありがとう。母国で頑張って」

「彼は我々が2部に落ちたとき、最初に残留を証明した誠実な人だ。悪い選手であるわけがなく、憎むには値しない」

「ゴウに文句をつける人間は、自分の立ち居振る舞い見直してからにしろ。彼はいつだってチームに尽くしてきた」


 ドイツではのべ8年間プレーし、濃密なキャリアを重ねた酒井。現在低迷する神戸で、その経験を活かすことができるか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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