松木安太郎が選ぶJ歴代最強チーム「初代王者を争ったクラブを選びたい。優勝の要因は…」

松木安太郎が選ぶJ歴代最強チーム「初代王者を争ったクラブを選びたい。優勝の要因は…」

2020.5.29 ・ Jリーグ

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 5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは解説者としてサッカーファンから高い支持を得る松木安太郎の“トップ3”を紹介しよう。


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「松木安太郎が選ぶ“最強チームトップ3”」

1位:1993年のヴェルディ川崎

2位:1993年の鹿島アントラーズ

3位:2002年のジュビロ磐田

 Jリーグが開幕した93年は、どこもチーム作りを模索していて大変だった。それでも、努力して力をつけて初代王者を争ったヴェルディと鹿島を選びたい。

 

 1位にしたヴェルディが93年にリーグ優勝できた要因は、ラモス瑠偉や武田修宏を筆頭に前身の読売サッカークラブ時代から一緒にプレーしていた選手が多くて、〝ベースの積み上げ″をできたおかげだね。


 なかでもブラジル出身のラモスは外国の勝負にこだわる良い部分を注入させたひとりだからMVPにしよう! もちろんプロフェッショナルで勝負強かったカズも、印象に残っている。彼らをまとめる監督としては、勝利へのプレッシャーも感じていたね。 2位の鹿島もJリーグ開幕時には強豪になっていたけど、ジーコは欠かせない存在だったと思うよ。彼を中心に鹿島は、当時も、今もそうだけど、クラブとしての強化はずっと正しい道を歩んでいるよね。


  02年の磐田は、フィールドプレーヤーの全員が日本人で、影響力のあった名波浩を中心に良いサッカーして結果を残したことを評価したい。それはJリーグ発足の主旨でもある日本サッカー、ひいては日本代表の強化につながったと思うからね。


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PROFILE まつき・やすたろう/1957年11月28日生まれ、東京都出身。丁寧かつ的確で、魂が揺さぶられる解説には定評がある。現役時代は読売一筋でプレーし、日本代表でも活躍。V川崎監督時代には、リーグとナビスコカップで連覇(93、94年)を達成。


取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)


※『サッカーダイジェスト』2020年6月11・25合併号より転載。



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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