ミャンマー戦延期…反町技術委員長が経緯を説明。AFCは6月15日までにアジア2次予選の全日程終了を厳命

ミャンマー戦延期…反町技術委員長が経緯を説明。AFCは6月15日までにアジア2次予選の全日程終了を厳命

2021.2.19 ・ 日本代表

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 3月25日に予定されていたワールドカップ・アジア2次予選の日本代表対ミャンマー代表戦は、アジア・サッカー連盟(AFC)の承認を受け、開催が延期となった。日本代表にとっては、これが2021年の最初の活動予定となっていた。


 この決定を受けて日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長は2月19日、オンライン上で緊急会見を行なった。


「状況としてはミャンマーのサッカー連盟からAFCに3月の試合開催の延期を求める書面が出され、それをAFCが承認したということです。同日にAFCから出されているその他のワールドカップ予選の試合と同様にコロナウイルスの影響なのか、現在報道されている(ミャンマーの軍事クーデター)政変によるものなのか、我々は分かりません。AFCの決定で延期が決まったということです」と説明した。


 現時点では代替日は未定。ミャンマーの政変が原因の場合はその延期試合もままならない可能性が高くなる。「これまであまりない事例。ミャンマー自体が試合を出来ないとなれば、AFCやFIFAが判断することになると思う。我々は試合をやる前提で準備をしていくしかない」と今後の方針を語った。


 さらに、ミャンマー戦の延期によってスケジュールに空きの出来た3月25日には、現場からは強化試合をしたいという声も上がっており、テストマッチの可能性も示唆した。

  その一方で、「明日やろうと思っても出来ないのが現状」と入国制限や、緊急事態宣言下で海外との往来も不自由なことを指摘し、マッチメイクの準備は進めているものの、具体的な交渉には入れない実情も明かした。


 AFCによると、3月に予定されているワールドカップ・アジア2次予選のほとんどの試合で開催延期を決定し、4試合のみが行なわれる予定。


 該当する試合は、B組のネパール対オーストラリア(3月30日)、D組のサウジアラビア対イエメン(同25日)、F組のタジキスタン対モンゴル(同25日)とモンゴル対日本(同30日)だ。この点については「1試合でもできることは有難いこと」との声も漏れた。


 延期された試合に関しては、5月31日から6月15日まで設定されているインターナショナルマッチデー(IMD)で行なわれる見込みだ。


 AFCからの条件は「6月15日までに2次予選の試合を全て終えること」を強く伝えられているという。本来ならば代表戦はIMDに行なうものだが、他の日に行なうことも「あり得ないことではない」と異例の事態への対処にも言及した。


 また、その6月のワールドカップ予選はセントラル方式での集中開催を示唆する文面をAFCが出しているものの、「決まってから考える必要がある」と刻々と変わりゆく情勢を見定める考えだ。


 反町技術委員長は、「日本の感染状況も悪くならないことを祈りつつ、3月の試合を終えてから準備をしていきます」としている。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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