スクデット争いにザック氏「ミランに必要な材料は揃っている。インテルは落とし物を…」

スクデット争いにザック氏「ミランに必要な材料は揃っている。インテルは落とし物を…」

2022.5.20 ・ 日本代表

シェアする

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が19日、ミラン専門ラジオ局『Radio Rossonera』のインタビューに応じ、古巣について見解を示した。


かつてミラン監督就任1年目の1998-99シーズンにスクデットを獲得した経験を持つザック氏。そんなイタリア人指揮官は、11年ぶりのリーグ優勝を懸けてセリエA最終節のサッスオーロ戦に臨むステファノ・ピオリのチームについて、自身の考えを語った。


「私は昨シーズンのパフォーマンスを見て、ミランが今年のリーグ戦で主役になることを予想していた。一方でインテルがもっと良い成績を残すとも思っていた。インテルは道中であまりにも多くの落とし物をしてしまったが、ミランは継続性と熱意、予測不能なプレーという点で上手くやってのけたように思う。ピオリの功績だろう」


先週末にサンシーロで行われたアタランタ戦(2-0でミランが勝利)では、ザック氏自身もスタジアムに足を運んだことを明かしつつ、次戦へ向けてアドバイスを送った。


「私もスタジアムにいたが、極めて難しい試合だったと言える。アタランタは互角に戦っており、まるで彼らもスクデットを懸けてプレーしているかのように見えた。だがミランはその障壁を乗り越えることに成功した。サッスオーロ戦は、データを見る限り問題はないように思うが、だからといって勝利を確信して試合に臨むべきではない。それでも今シーズンの成績とパフォーマンスを踏まえ、自信とモチベーションを持ってサッスオーロ戦に挑むべきだろう。優勝に必要な材料は揃っている。だがカルチョにおいて不都合なことも起こり得る。勝利を確信することなく、集中し、決意をもって向かうべきだろう」


今季の象徴はレオンまたザック氏は、今シーズンのミランを象徴する選手を問われると、大きな成長を遂げてポルトガル代表でもデビューを飾った若手FWラファエウ・レオンを挙げた一方、MFサンドロ・トナーリらにも賛辞を贈った。


「間違いなくレオンだろう。それから2人のセンターバックの熱意も挙げたい。お互いを補い合い、2人ともほとんどのデュエルで勝利を収めてきた。中盤も素晴らしかった。トナーリや(フランク)ケシエのような選手はなかなか確保できない。おそらく匹敵するのはインテルくらいだろう。それだけに、退団するケシエの穴を埋めるのは厳しいはずだ」


最後にザック氏は、ディレクターのパオロ・マルディーニ氏に言及。名門クラブの復活を支えたその手腕を称えた。


「パオロがピッチ内外においてあらゆる保証となった。賢く、経験も豊かで、献身的な姿勢を周囲に浸透させた。ミランのトップチームは最強とは言えないが、昨年も上位にたどり着き、今年はさらに1ステップ前進した。マルディーニは、ミランの魂であり、チームに継続性をもたらした。ミランの偉大さを伝えることができるのは、彼以外にいない」



記事提供:Goal

シェアする

最新記事