UAEの返り討ち炸裂...ハリルジャパン、W杯予選の厳しさを痛感する逆転負け

UAEの返り討ち炸裂...ハリルジャパン、W杯予選の厳しさを痛感する逆転負け

2016.9.1 ・ 日本代表

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日本、ホームでUAEに敗戦――。1日、FIFAワールドカップロシア大会、アジア最終予選初戦が埼玉スタジアム2OO2で行われた。注目のスタメンは、GK西川周作、最終ラインは右から酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、酒井高徳。ダブルボランチにキャプテンの長谷部誠と、代表初キャップの大島僚太。2列目に左から清武弘嗣、香川真司、本田圭佑。ワントップに岡崎慎司が入った。


立ち上がりから、ホームの大声援を受ける日本が攻勢に出る。そして前半10分、清武のフリーキックを本田がファーサイドでヘディングシュート。ゴール隅に流し込み、幸先良く先制する。


しかし前半20分、吉田がUAEの要注意FWマブフートを倒したとして、ゴール前でフリーキックを献上。キッカーのハリルが蹴ったシュートはゴール右に吸い込まれ、同点に追いつかれてしまう。


その後、初スタメンの大島を中心にパスを繋いでUAEゴールに迫るが、ピッチ中央に固執した攻めは跳ね返され続け、ゴールをこじ開けるには至らない。前半25分には、酒井高徳のクロスに本田が走りこんでヘディング。GKが弾いたボールに香川が反応するが、わずかに合わず。シュートはゴール右にそれていった。


後半に入っても、日本の単調な攻撃は変わらず。後半17分に清武に替えて、宇佐美貴史を投入したことで、左サイドに起点ができるが、UAEの体を張った守備を崩すことはできず。そこでハリルホジッチ監督は岡崎に替えて、リオ五輪での活躍が記憶に新しい浅野拓磨を投入する。


後半、最大の決定機を作ったのは浅野だった。後半32分、本田の折り返しを浅野がダイレクトでシュート。ボールがゴールラインを越えた位置でGKが弾き出したが、まさかのノーゴールの判定により、同点ゴールはならず。1点が欲しい日本は大島に替えて原口元気を投入するが、効果的な攻撃の形を作ることができない。結局、1-2のままタイムアップ。アウェイのUAEに勝ち点3を奪われ、6大会連続のワールドカップ出場に向けて、厳しい船出となった。


試合後、ハリルホジッチ監督はうつろな表情で絞り出すように言った。


「ひどい結果。チャンスもかなりあった。FKとPKで2失点した。簡単に防げた失点。審判の笛は受け入れがたい。あと9試合ある。終わったわけではない。しっかり分析してトレーニングを続けるしかない。まだ終わったわけではない」


先制ゴールの本田は「最悪のシチュエーション。こういった結果になったのは、非常に受け入れがたい。終わってしまったので切り替えて、全勝するつもりで修正したい。入り方は悪くなかった。負けたら意味が無い。厳しい結果になった。結果を出さなければいけないのはわかっている。前を向いてやる」と厳しい表情を見せた。


この試合が代表100試合目となった、キャプテンの長谷部は「ひとつのミスが命取りになる。守備も攻撃も修正しなければいけない。下を向いている暇はない。次の試合はすぐ来る。切り替えてやらないといけない。初戦の大事さはわかっていたけど、こういう結果になって残念。強いチームはここから立て直す」と気丈に振る舞い、次戦に向けて立て直しを誓った。


W杯自力出場の2位以内に向けて、後がなくなった日本。絶対に負けられない2戦目のタイ戦は、6日21時15分(日本時間)、バンコクのラジャマンガラ・スタジアムで行われる。


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