ハリルジャパン、格下ニュージーランドに辛勝、課題山積

ハリルジャパン、格下ニュージーランドに辛勝、課題山積

2017.10.7 ・ 日本代表

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6日、キリンチャレンジカップが愛知県・豊田スタジアムで行われ、日本代表はニュージーランド代表と対戦。日本は後半5分に大迫勇也のPKで先制したが、後半14分にニュージーランドのエース、ウッドにヘディングシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。このまま試合終了かと思われたが、後半42分に途中出場の倉田秋がゴールを決めて勝ち越し。苦しみながらも勝利を手にした。


ロシアW杯に向けて、選手選考中の日本。スタメンはGK川島永嗣、最終ラインは右から酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都。ダブルボランチに山口蛍と井手口陽介。トップ下に香川真司。右に久保裕也、左に武藤嘉紀、ワントップに大迫勇也が入る4-3-3でスタートした。


立ち上がりから攻勢に出たのは日本。前半8分には香川のシュートが右ポストを直撃。前半10分には武藤のポストプレーから、大迫がミドルシュートを放つ。前半22分にも大迫、香川と繋ぎ、武藤が左サイドからドリブルで仕掛け、左足でシュート。直後の23分にも香川がペナルティエリアの外からミドルシュートを放つなど、スピードあふれる攻撃を展開する。


その後も久保、大迫が決定機を迎えるが、ニュージーランドの堅い守備を破ることができない。ハーフタイムを挟んで迎えた後半5分、ようやく歓喜の瞬間が訪れる。山口のシュートがデュランテの手に当たり、PKをゲット。これを大迫が落ち着いて蹴り込み、先制ゴールをあげた。


しかし後半14分、日本は一瞬の隙を突かれて失点してしまう。右サイドからクロスをあげられると、ファーサイドで待っていたウッドがヘディングシュート。日本キラーのウッドにゴールを割られてしまう。


後半15分、日本は香川と大迫を下げ、杉本健勇と小林祐希を投入。流れを変えようと試みる。さらに後半25分には、武藤に替えて乾貴士がピッチに入る。後半33分には久保に替えて浅野拓磨、37分には井手口に替えて倉田秋を送り込む。


後半40分には途中出場でリズムを作った小林がシュートを打つが、GK正面。そして後半42分、ついに日本がゴールをこじ開ける。乾のクロスをファーサイドで酒井が折り返し、ゴール正面で倉田が頭で押し込み、勝ち越しに成功した。


その後、アディショナルタイムには山口に替えて遠藤航を投入。直後、試合終了のホイッスルが鳴り、日本が苦しみながらも勝利を手にした。


試合後、ハリルホジッチ監督は「勝ちはしたが簡単ではなかった。ニュージーランドが素晴らしい守備をした。ロングボールで空中戦を挑んできた。1点目を取ったが、ゲームコントロールがうまくいかなかった。そのときに失点してしまった。その後、ゲームをコントロールし、仕掛けていった。オフェンスの素晴らしいアクションがあり、コレクティブな動きで2点目を取ることができた」と試合を振り返った。


4試合ぶりのスタメンとなる香川は「前半はチャンスがたくさんあった中で決めきりたかった。後半はチャンスをものにして勝つことができて良かった。インテンシティが高くなかったので評価は難しいが、勝ったことは良かった。決めるチャンスはたくさんあったので、残念ですが、次は試合を決められるようにやっていきたい」と厳しい表情を見せた。


先制ゴールの大迫も「勝つことができてよかった」としながらも「まだまだやるべきことは多い。もっと個々の能力を上げることが大事」と満足する様子はなく、手応えよりも課題を感じたようだった。


ロシアW杯に向けて、貴重なアピールの場となるキリンチャレンジカップ。次戦ハイチ戦は10日19時より、TBS系列で生中継される。

写真提供:getty images

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