難攻不落のタジキスタンをエース西川の一撃で攻略したU-16日本代表、3度目のアジア王者に輝く

難攻不落のタジキスタンをエース西川の一撃で攻略したU-16日本代表、3度目のアジア王者に輝く

2018.10.8 ・ 日本代表

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7日、AFC U-16選手権の決勝戦が行われ、U-16日本代表はU-16タジキスタン代表と対戦。アジア王者の座を賭けて臨んだ若き日本代表は、エース西川潤のゴールでタジキスタンに勝利。通算3度目となるアジア王者に輝いた。


目指すは優勝のみ。決勝戦のスタメンはGK野澤大志ブランドン、最終ラインは右から角昂志郎、鈴木海音、半田陸、中野伸哉。ダブルボランチに横川旦陽と成岡輝瑠。右に中野桂太、左に三戸舜介。2トップに西川潤と唐山翔自が入る4-4-2でスタートした。


今大会、唯一日本がゴールを奪えなかった相手との決勝戦。グループリーグ2戦目で対戦したときは、守備的布陣で日本の攻撃を封じ込めたタジキスタンだったが、決勝戦は真っ向勝負を選択。立ち上がりから、一進一退の攻防が続く。


日本のチャンスは前半23分。今大会5ゴールを決めている唐山がドリブルで抜け出し、GKハサノフと1対1の場面でシュートを打つ。しかしGKのファインセーブに遭い、ゴールならず。


直後の24分にはGK野澤が強烈なシュートを片手でストップするなど、両チームとも守護神の活躍でゴールを死守する。さらに日本は27分に、中野桂太がペナルティエリアの外からシュートを打つなど、攻撃がテンポアップしていく。


その後も日本はエースの西川を中心に攻勢に出るが、タジキスタンの堅い守備を崩すことはできず。後半9分には、三戸に替えて中野瑠馬を投入。直後、右サイドバックの角が攻め上がって強烈なシュートを打つが、わずかにゴールを外れた。


膠着状態が続く、後半18分。均衡を破ったのはエースの一撃だった。左サイドの中野瑠馬のクロスに対し、西川が左足を振り抜いてゴール。日本がついに先制点をマークした。


その後も日本が優勢に試合を進めると、後半39分には唐山に替えて荒木遼太郎を投入。フレッシュな選手を中心に攻撃を仕掛けていく。最後まで足を止めることなく、集中して戦い抜いた若き選手たち。アディショナルタイムには中野桂太に替えて、青木友佑を投入。


直後、試合終了のホイッスルが鳴り、日本が1994年、2006年以来、3度目となるアジアの頂点に輝いた。試合後、森山佳郎監督は「DPRコリア、韓国も勝てなかったチームによく戦った。グラウンドが荒れた中、最後まで戦ってくれた。素晴らしい」と称賛のの言葉を送った。


決勝ゴールの西川は「アジアチャンピオンという目標を達成できてうれしい。(得点場面は)いいクロスが上がってきた。どんな形でも点にこだわった結果だと思う。アジアチャンピオンに満足することなく、U-17W杯で結果を出せるように一致団結して頑張っていきたい」と、浮かれることなく次を見据えていた。


このチームは一度解散し、来年ペルーで行われるU-17W杯に挑むことになる。森山監督は「U-17W杯の出場権を取れた。(W杯に向けて)2002年、2003年(生まれ)のやつらと競争が始まっている」と語り、アジアチャンピオンに輝いたメンバーに向けては「ここでの経験はアドバンテージになる。それを生かしてみんなで世界に挑戦したい」と期待を寄せた。


決戦の舞台、U-17W杯までちょうど1年。果たして、来年どんなメンバーがピッチに立っているのか。若き選手たちの挑戦から目が離せない。


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