酒井宏樹、奮闘も序盤の決定機を活かせず…昨季のELファイナリストは2節を残して敗退決定!

酒井宏樹、奮闘も序盤の決定機を活かせず…昨季のELファイナリストは2節を残して敗退決定!

2018.11.9 ・ 日本代表

シェアする

 11月8日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージの第4節が行なわれ、グループHではマルセイユが1-2でラツィオに敗れた。

 

 公式戦3連敗中と不調のマルセイユは、ELではここまで1分け2敗。勝利だけが求められるこのアウェーでのラツィオ戦、酒井宏樹は3試合ぶりにピッチに立った。

 

 マルセイユが3バック(5バック)を採用したことで、酒井は右のウイングバックとして、攻撃ではいつもより高いところでプレー。トバンとの連係で再三DFラインの裏に抜け出そうとするなど、積極的な姿勢を示す。 

 そして7分、最初の決定機は彼に訪れた。スローインからラミ、トバンと連続して頭で繋いだボールをゴール前で酒井が受け、至近距離からシュート。しかし、GKストラコシャにセーブされ、ゴールネットを揺らせない。

 

 その後は一進一退の攻防が続くが、攻撃ではマルセイユの方が効果的なプレーが多く見られる。しかし、ともに守備面の圧力が強くなると、徐々に試合は膠着。トバンが強烈なミドルをゴール右隅に飛ばしてストラコシャを脅かしたのは、43分になってからだった。

 

 このままスコアレスで終わると思われたアディショナルタイム、ラツィオはカウンターからインモービレのクロスをパローロが競り勝ってのヘディングシュート。ふわりと浮いたボールは、左ポストを叩きながらゴール内へ転がり込む。ホームチームは、2本目のシュートで貴重な先制点を挙げた。

 

 リードされたマルセイユは後半、立ち上がりから攻めの姿勢を見せるが、55分、コレアにインモービレとのパス交換から簡単にDFラインを破られ、追加点を与えてしまう。

 

 さらに厳しくなった状況で、マルセイユは58分にエヌジエが左サイドからペナルティーエリアに侵入して鋭いシュートを放つが、ストラコシャにセーブされる。その後のCKからも多重攻撃を仕掛けるも、得点には至らない。

 

 しかし60分、ラツィオが最終ラインから攻撃に転じようとしたところで、サンソンが縦パスをカットしてスルーパス。これを受けたトバンがゴール左隅に流し込み、点差を1に縮めた。

 

 ラツィオにとってはミスからの失点ということで、アウェーチームは活気づき、攻勢を維持するなかで、70分にはベンチスタートのパイエを投入し、より攻撃の活性化を図る。対するラツィオは、時を同じくして中核のミリンコビッチ=サビッチをピッチに送り出した。

 

 采配が当たったのはラツィオの方で、ここから主導権を奪い、70分にインモービレが右からのクロスを頭で合わせ、1分後には再び彼がミドルをGKプレに浴びせる。76分にはミリンコビッチ=サビッチが、巧みなボールコントロールからコレアとのパス交換を経て惜しいシュートを放った。

 

 劣勢のマルセイユは、サールを投入して4バックに移行。これにより、酒井は左SBにポジションを変える。さらにトバンに代わってFWミトログルが登場し、ゴール前に人を増やしてアウェーチームはゴールを狙う。

 

 しかし、むしろチャンスは少人数で攻撃を仕掛けるラツィオに生まれる。これをしのいで敵陣に攻め入るマルセイユは、90分にミトログルが縦パスで抜け出しそうになるも、寄せたバストスに阻まれ、95分には右からのクロスが相手のオウンゴールを引き出しかけたが、ストラコシャがブロックした。

 

 酒井は左右で幾度もクロスを入れ、守備では相手の決定的パスをカットするなど奮闘。最後は前線まで駆け上がり、左からのクロスに飛び込んだものの届かず、直後に試合終了の笛が鳴った。

 

 逃げ切ったラツィオは、アポロン・リマソルを敵地で3-2と下したフランクフルトともに、2節を残して決勝トーナメント進出を決めた。昨シーズンのファイナリストにとっては、あまりに早い敗退決定となった。

記事提供:サッカーダイジェストWEB

シェアする

最新記事