【プレミア日本人選手の通信簿】“失地回復”の吉田を高評価。ほろ苦いデビューシーズンを送った武藤には…

【プレミア日本人選手の通信簿】“失地回復”の吉田を高評価。ほろ苦いデビューシーズンを送った武藤には…

2019.5.14 ・ 日本代表

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 昨年8月に開幕した2018-19シーズンのプレミアリーグは、現地時間5月12日に最終節を迎え、リバプールとのデットヒートを勝点差「1」で制したマンチェスター・シティの優勝で幕を閉じた。


 今シーズンは、吉田麻也、岡崎慎司、そして武藤嘉紀という3人の日本人選手たちが、世界でも指折りの名手たちと戦いを繰り広げた。


 ここでは、そんな彼らの今シーズンのパフォーマンスを100点満点でチェック。寸評とともに、それぞれの活躍を振り返ってみた。


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吉田麻也(サウサンプトン)…70点(よくやった)

【2018-19シーズン成績】

プレミアリーグ=17試合・0得点・1アシスト

カラバオカップ=3試合・0得点・0アシスト


 シーズン開幕当初はマーク・ヒューズ前監督の下で苦心し、12月までのプレミア13試合中出場はわずかに3試合に留まったが、昨年12月にラルフ・ハーゼンヒュットルが就任すると潮目が変わり、一気に3バックの一角の定位置を奪取した。


 今年1月にアジアカップ出場のためにチームを離れたものの、28節からは8試合連続フル出場。残留争いを勝ち抜くうえでサウサンプトンの基盤となったアグレッシブかつ組織的な守りを最後尾から支えたプレーは、高評に値する。エデン・アザールを擁する攻撃陣を完璧に抑え込んだ1月2日のチェルシー戦(プレミア21節 △0-0)は、今シーズンのハイライトだ。

 岡崎慎司(レスター)…40点(やや不満が残る)

【2018-19シーズン成績】

プレミアリーグ=21試合・0得点・1アシスト

カラバオカップ=3試合・0得点・0アシスト

FAカップ=1試合・0得点・0アシスト


 4年間プレーしたレスターと本拠地での最終戦でエモーショナルな別れを告げた岡崎だが、全体を見れば、厳しいシーズンとなった。


 21試合に出場したプレミアリーグでの先発機会は第13節のブライトン戦のみで、FWとして何よりも求められるゴールは、U-23チームに交じって出場した昨年9月のリザーブリーグ・チェルシー戦で決めた1点のみ。トップチームでは「0」に終わった。スペインやイタリア、トルコなど、様々な噂が飛び交う新天地では、再起を果たせるかに注目したい。


武藤嘉紀(ニューカッスル)…30点(不満が残る)

【2018-19シーズン成績】

プレミアリーグ=18試合・1得点・0アシスト

カラバオカップ=1試合・0得点・0アシスト


 ほろ苦いデビューシーズンになったと言わざるを得ない。昨年10月に敵地で行なわれたマンチェスター・ユナイテッド戦でプレミア初弾を決めて、特大のインパクトを残したものの、それ以降は尻すぼみに終わった。


 今年1月のアジアカップに浅野琢磨の代役として緊急招集されている間にアジョセ・ペレスとサロモン・ロンドンに完全にポジションを奪われ、シーズン終盤はベンチを温める日々。後半戦にチーム状態がいくらか上向くなか、蚊帳の外という印象だった。


 大いに苦しんだ武藤だが、まだ3年契約の1年目でもある。今シーズンがフィジカル面や生活面での適応をするための期間だと考えれば、来シーズンに飛躍する可能性は十分にある。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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