大迫勇也はコパ不参加も、6月代表戦に招集か? ブレーメン現地紙は嘆き「これは当てつけか?」「休みがまた減らされる」

大迫勇也はコパ不参加も、6月代表戦に招集か? ブレーメン現地紙は嘆き「これは当てつけか?」「休みがまた減らされる」

2019.5.15 ・ 日本代表

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 ようやくブンデスリーガで戦線復帰を果たした大迫勇也。どうやら日本で開催される6月5日のトリニダード・トバゴ戦(愛知県)、9日のエルサルバドル戦(宮城県)に参加する可能性があるようだ。


 大迫は1月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されたアジアカップで森保ジャパンのエースとして4得点を挙げ、準優勝に貢献。だが2月上旬にブレーメンの練習に再合流すると、背中の痛みを訴え、そのまま戦線離脱となってしまった。


 これにブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督が怒りを露わにし、記者会見で日本サッカー協会に苦言を呈する事態に。「彼はアジアカップからプレーできない状態で戻ってきた。とても驚いているし、(日本協会とは)数週間かけて話し合いたい」と語り、6月のコパ・アメリカへの派遣を見送る意向も示した。


 それから2か月後、大迫はブンデスリーガ第28節のボルシアMG戦に途中出場して戦列復帰し、先の5月11日に行なわれた第31節ホッフェンハイム戦では復帰後初のフル出場を果たすまでに回復した。ブレーメンは来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の可能性をわずかながら残し、18日にRBライプツィヒとの最終節を控えている。

 来シーズンを見据えても、大迫は主力として期待されている。


 だが、ブンデス終了後の6月上旬に日本代表の親善試合に招集される可能性が高まってきたことから、ドイツ紙『Kreiszeitung』は「ブレーメンの日本人に与えられる“休息”はまた減らされる」と指摘し、クラブ側は日本サッカー協会(JFA)に対して、疑いと困惑の入り混じった複雑な感情を抱いていると報じた。


「オオサコはコパ・アメリカの代表メンバーにはならないだろうが、その前に行なわれる親善試合に招集されるようだ。これはどういう意味か? クラブは5月22日から休暇に入るが、日本の試合が終わるのは6月9日だ。


 会見でコーフェルトは『ユウヤが3週間半~4週間の休息を確保できるかどうかは重要ではない。代表選手に選ばれるということはそういうことだ。ユウヤは日本代表に欠かせない選手であることも事実だから。ただひとつ、彼はコパ・アメリカではプレーしないことは確かだ』とコメントした」 そして、記事ではブレーメン側はこうも考えていると綴られている。


「だが、あちらには2月に彼がプレーできない状態で戻ってきたことの“前科”がある。親善試合にはJFAに招集する権利があるとはいえ、これは我々がコパ派遣を拒否したことに対する当てつけではないかという疑いは拭えない」


 また、ホッフェンハイム戦後に大迫自身が「僕にとってのシーズンは代表戦のある6月まで続く」とコメントしたとも紹介した。


 この状況を受けて、同紙クリスティアン・サンダー記者は、大迫が今回の件のみならず、2020年に開催される東京五輪にオーバーエイジ枠として出場する構想があることに関して、このように嘆いた。


「日本は2020年に東京五輪を控えている。五輪代表チームスタッフの関塚隆は『コパ・アメリカ』をその準備のために役立てたいと発言した。なのに(同大会に参加しない大迫に対して)6月の親善試合の頭数に入れた。こんな奇妙な状態が、いつまで続くのだろう」


 JFAとブレーメンの関係は、今後も緊張が続きそうだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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