【U-22代表】出場時間わずか数分でも「そこまで悔しさはない」と言う前田大然が得た収穫

【U-22代表】出場時間わずか数分でも「そこまで悔しさはない」と言う前田大然が得た収穫

2019.11.18 ・ 日本代表

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[キリンチャレンジカップ]U-22日本0-2U-22コロンビア/11月17日/エディオンスタジアム広島


 声がかかったのは、87分だった。コロンビアとの親善マッチで、現在はポルトガルのマリティモに所属する前田大然はベンチスタートだった。


 限られたプレータイムのなか、見せ場はほとんど作れなかった。試合後の取材対応で、日本協会の田嶋幸三会長は「もうちょっと見たかった」選手に前田の名前を口にしていた。


 本人にも悔しさがあったのではないか。もっと出場時間が欲しかったのではないか。だが、「そこまで悔しいっていうのは、正直ないかな」と言う前田には、別の感情が芽生えていた。


「クラブでもっと結果を残しておけば、もっと出られるはず。まずはクラブでしっかり結果を残したい。そういう気持ちが強くなった。今回は、それで良かったのかなと思う」


 不貞腐れるわけではなく、むしろ今回の代表活動が新たな発奮材料となり、クラブに戻ってさらなる成長を誓う。結果的にそこでの頑張りが、代表での評価につながると信じている。


 マリティモは先日、前田をレギュラーで起用していたヌーノ・マンタ監督の退任とジョゼ・ゴメス新監督の就任を発表。前田からすれば、これまでの実績が一度、リセットされるかもしれないが、「本当にゼロからの気持ちで、僕はやるつもりなので」と表情を引き締める。


 欧州での厳しい戦いに揉まれて、心身ともに逞しさを増した前田が、また日の丸をつけて活躍する姿を期待したい。


取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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