リトルなでしこが5得点でオーストラリアを圧倒、優勝に向けて順調なスタートを切る

リトルなでしこが5得点でオーストラリアを圧倒、優勝に向けて順調なスタートを切る

2017.9.12 ・ なでしこ

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11日、AFC U-16女子選手権タイ2017初戦が行われ、U-16女子日本代表はU-16女子オーストラリア代表と対戦。前回大会、北朝鮮に敗れて準優勝に終わった“リトルなでしこ”。リベンジを胸に臨んだ初戦の相手、オーストラリアに5対0で大勝し、優勝に向けて上々の滑り出しを見せた。


8カ国が参加し、上位3カ国にU-17W杯の出場権が与えられるAFC U-16女子選手権。3位内が絶対条件のリトルなでしこ、スタメンはGK大場朱羽、右から善積わらい、長江伊吹、松田紫野、富岡千宙。ダブルボランチに中尾萌々と木下桃香。右に加藤もも、左に伊藤彩羅。2トップに瀧澤千聖、大澤春花の4-4-2でスタートした。


先制ゴールはリトルなでしこ。前半5分、瀧澤が右サイドの善積につなぎ、DFとGKの間に絶妙なクロスを入れる。このボールに走り込んだのが大澤。左足ダイレクトで蹴り込み、最初のチャンスをゴールに結びつけた。


その後、オーストラリアがフィジカルの強さを活かして攻勢に出るが、リトルなでしこは人数をかけて対応。奪ったボールを丁寧につなぎ、徐々にオーストラリアゴールに迫る。前半29分には大澤がフリーで持ち込み、GKの目前で中央に折り返す。これはGKの好セーブに遭い、飛び込んできた伊藤には合わず。


前半アディショナルルタイムには、加藤、瀧澤、大澤とゴール前になだれ込み、シュートを放つが、オーストラリア守備陣がブロック。そのプレーで得たコーナーキックに、長江が右足ダイレクトで合わせるが、わずかにゴール右に反れた。


決定機を幾度となく迎えながら、追加点を奪えないリトルなでしこ。後半開始から、加藤に替えて田中智子を投入。アタッカーを交代し、攻撃リズムの変化を試みる。


そして後半3分、ペナルティエリア外側で得たフリーキックを富岡が沈め、待望の追加点奪取に成功。直後の後半8分には大澤がドリブルで進入し、シュートを打つが、GKがファインセーブ。跳ね返りを瀧澤が左足で狙うが、クロスバーを直撃した。


このプレーでリズムを掴むと、後半9分には途中出場の田中が相手のパスミスを見逃さずにカットし、GKをドリブルでかわして3点目。試合を決定づけるゴールを奪った。


リトルなでしこの攻撃の手は止まらない。後半25分には、大澤のクロスに田中が頭で合わせて4点目をあげると、後半38分には木下が強烈なシュートを突き刺して5点目。その後もボールを支配し、オーストラリアのシュートを0に抑え、完勝を収めたリトルなでしこ。2大会ぶりの優勝に向けて好スタートを切った。


試合後、先制ゴールの大澤は「一つ目が大事。勝てて嬉しい。(得点場面は)ファーストシュートで決められたのは良かったが、まだまだチャンスがあった。決めるところは決めていきたい。一つ一つ点を取って、チーム全体で勝っていきたい」と満足することなく、次を見据えていた。


チームを率いる楠瀬直木監督は「勝てたのは嬉しいが、ミスが多かったので改善したい。もうちょっといいサッカーが展開できるようにミスを減らして、次も良い結果で終わらせたい」と気を引き締めた。


2大会ぶりのアジア王者を目指すリトルなでしこ。次の相手は、初戦の北朝鮮に0対9で大敗を喫したバングラデシュ。大量得点で勝利を収めたい第2戦は14日18時55分より、CSテレ朝チャンネル2で生中継される。


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