U-17W杯出場権ゲット!リトルなでしこ、中尾萌々の強烈ミドルで中国を粉砕

U-17W杯出場権ゲット!リトルなでしこ、中尾萌々の強烈ミドルで中国を粉砕

2017.9.24 ・ なでしこ

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23日、AFC U-16女子選手権タイ2017の3位決定戦が行われ、U-16女子日本代表はU-16女子中国代表と対戦。終始ボールを支配したリトルなでしこは、後半11分に中尾萌々が決めた1点を守り抜き、1対0で勝利。6大会連続となるU-17W杯出場権を手に入れた。


勝った方がU-17W杯の出場権獲得。天国と地獄が紙一重の大一番、スタメンGKは大場朱羽、最終ラインは右から善積わらい、後藤若葉、松田紫野、富岡千宙。ダブルボランチに木下桃香と中尾萌々。右に瀧澤千聖、左に伊藤彩羅。2トップに大澤春花と今大会4ゴールの田中智子が入る、4-4-2でスタートした。


中国の大応援団が詰めかけ、中国がボールを持つたびに歓声が上がるアウェイのような雰囲気の中、リトルなでしこは持ち味のパスワークで局面を打開しようとする。対する中国は守備時に4-5-1になるシステムで、ゴール前に人数をかけて堅牢な砦を築く。


リトルなでしこのシュートは前半30分、大澤が左から中央へドリブルで切れ込み、右足を振り抜く。34分には瀧澤がドリブルで持ち上がり、ミドルシュートを放つ。さらに前半37分にはパスで中国守備陣を翻弄し、大澤がペナルティエリア中央からシュート。これはGKの正面を突いたが、徐々に試合の流れを引き寄せ始める。


そして前半45分、大澤がペナルティエリアで倒されてPKを獲得。先制の絶好のチャンスだったが、大澤のキックはゴールの枠を外れてしまう。


嫌な流れを断ち切ったのが、エースナンバー10を背負う中尾だった。後半11分、田中と大澤のコンビで中国の最終ライン崩すと、田中のシュートの跳ね返りを拾った中尾がミドルシュート。GKの手を弾き、強烈なシュートを突き刺した。


1点リードしたリトルなでしこは、運動量が落ちた中国を相手にボールを支配する時間が長くなる。後半32分には、先制ゴールの中尾がペナルティエリアの外から強烈ミドルを放つ。これはGKが弾いたが、あわや追加点の場面だった。


後半38分には瀧澤に替えて、スピードスターの岩井蘭を投入。走力のある岩井を入れて、中国の最終ライン裏のスペースへボールを運ぼうとする。


1対0で迎えたアディショナルタイムは3分。46分には田中を下げて加藤ももを入れ、時間を消費する。そして、中国の最後の猛攻を凌ぎきると、試合終了のホイッスルが鳴った。リトルなでしこが1対0で勝利し、6大会連続でU-17W杯に出場する権利をつかみ取った。


試合後、楠瀬直木監督は「(準決勝で韓国に負けてから)しんどい2日間…(涙をこらえて)すいません。子どもたちもかなり…食事を食べられない子もいたりして、頑張ってくれました。気持ちの入ったプレーを見せてくれて、それが結果に現れました。この経験を糧に、(U-17W杯では)優勝を目指して頑張りたい」と涙をこらえながら語った。


決勝ゴールの中尾は「(決勝点は)素直にうれしいです。韓国に負けて、気持ちの甘さを痛感しました。今日は気持ちで負けるなという話をしていたので、球際など、韓国に負けていた部分をしっかりできたので良かった。(W杯に向けては)チームとしても個人としても課題の残る大会でした。このままでは世界の頂点は獲れない。しっかりと練習に打ち込みたい」と気を引き締め、さらなる飛躍を誓った。


この結果により、U-16女子日本代表“リトルなでしこ”は、来年11月にウルグアイで行われる、U-17女子W杯への出場を決めた。本大会まであと1年以上ある。リトルなでしこの面々はさらなる成長が求められるとともに、今大会のメンバーには選ばれなかった選手の奮起にも期待がかかる。



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