「今の批判は理不尽だ」不調のデ・ヘアをマンU伝説の守護神が擁護! 名誉挽回への助言は?

「今の批判は理不尽だ」不調のデ・ヘアをマンU伝説の守護神が擁護! 名誉挽回への助言は?

2020.8.2 ・ 海外サッカー

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 2019-20シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、序盤戦の躓きが影響して、プレミアリーグを制した“宿敵”リバプールに大きく水を開けられた。だが、25節のウォルバーハンプトン戦から中断期間を挟んでプレミア14戦負けなし(9勝5分け)と驚異的なラストスパートを見せ、3位でフィニッシュ。チャンピオンズ・リーグ出場権を手にし、「盟主再興」への足掛かりを掴んだ。


 マーカス・ラッシュフォードやメイソン・グリーンウッドら若手アタッカーの奮闘や、冬に加入したMFブルーノ・フェルナンデスの圧巻のパフォーマンスによって、巻き返しをたチームにあって、シーズンを通して批判を受け続けたのが、守護神のダビド・デ・ヘアだ。


 昨シーズンに続いて、プレミアリーグ全試合でゴールを守ったスペイン人守護神だったが、ビッグセーブを連発していたかつての出来からは程遠く、拙守が散見。勝敗に影響するミスも少なくなかったことから、一部では、レンタル先のシェフィールド・ユナイテッドで飛躍を遂げたディーン・ヘンダーソンに正GKの座を奪われるとも囁かれている。


 メディアや識者からも非難の声が相次ぐなか、一貫してデ・ヘアを擁護しているのが、90年代のユナイテッドで、絶対的な守護神として君臨したペーター・シュマイケルだ。


 メガクラブ特有のGKに対する過度なプレッシャーを知るレジェンドは、自身が解説を務める英衛星放送『Sky Sports』で、「ゴールを守る人への攻撃は本当に理不尽だ」と主張した。

 「突如として、批判的な見方が勢いを増して標的になるんだ。ダビドのように長年に渡って確かな仕事をしてきたゴールキーパーでもね。彼がいかに優れているかは誰もが知っているはず。それなのに批判の矢面に立たされる。イングランドは元々ゴールキーパーへの批判が厳しい風潮だけど、今の流れは明らかに行き過ぎだ」


 さらにシュマイケルは、「デ・ヘアはプレミアリーグでも最高のゴールキーパーだ」と強調。そのうえで、“後輩”にこうアドバイスを送っている。


「私が思うにダビドは、オーレ(スールシャール監督の愛称)のやり方に馴染むのに時間が必要だったんだ。それまでの約2年とは違う戦い方だったからね。戦術の違いはゴールキーパーにも影響する。そして、変化をする時には、誰だって間違いを犯す。間違いをしなければ、人は本当に学ばないからね。あとは彼が、このオフでしっかりと休息を取った後に、どれだけやれるかさ」


 偉大なるレジェンドから背中を押されたデ・ヘア。節目のユナイテッド移籍10年目を迎える守護神は、新シーズンで名誉を挽回できるだろうか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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