「ネイマールは最大7試合出場停止」「人種差別が確認された場合は…」仏版クラシコで起きた“惨劇”、処分の行方は?

「ネイマールは最大7試合出場停止」「人種差別が確認された場合は…」仏版クラシコで起きた“惨劇”、処分の行方は?

2020.9.16 ・ 海外サッカー

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 9月13日に行なわれたリーグ・アン第3節、パルク・デ・プランスで行なわれたパリ・サンジェルマン対マルセイユは、後者が1-0で勝利した。


 フランス版クラシコとも呼ばれるダービーマッチは白熱の攻防が展開された一方で、後半アディショナルタイムに両チーム計5人が退場するという荒れた内容となった。この“惨劇”には、現地メディアも嘆きの声を上げ、両クラブのサポーターの衝突も激化。ブラジル政府までもがネイマールの姿勢を支持するなど、世界規模に“炎上”している。


 すでに、フランスプロリーグ機構(LFP)の懲戒委員会は調査を開始している。対象は退場した5人に対する処分の適切さや今後の対応、「人種差別行為」疑惑などについてだ。


 フットボール中継などを手掛ける仏テレビ局『RTL Sports』は15日、両チームに下される制裁の可能性を探る記事を掲載している。


 まず、退場処分となったパリSGのネイマール、レーバン・クルザワ、レアンドロ・パレデスとマルセイユのジョルダン・アマビ、ダリオ・ベネデットは次節のリーグ戦には出場できない。


 さらに、ネイマールがアルバロ・ゴンサレスの後頭部を叩いた行為は、リーグ・アンの規律に照らし合わせれば、最大で7試合の出場停止処分となる。お互いに顔を押しのけ、掴みかかったクルザワとアマビ、このふたりもその対象となるようだ。


 残るパレデスとベネデットはこの騒動で2枚目のイエローカードによる退場のため、そこまで重い処分は下らないという見通しとしている。

 また、最も注目を集めているのが「人種差別的な侮辱」の有無だ。


 ネイマールは、アルバロに「野生の猿」「娼婦の息子」と罵られたと主張しているが、アルバロ側は否定。懲戒委員会はパリSG、マルセイユから提出された報告書と共に、映像を解析中だという。アルバロはこの試合で退場処分などを受けていないが、もし行為が確認された場合は、最大で10試合の出場停止処分が科せられる。


 そして、マルセイユのアンドレ・ヴィアス・ボアス監督も試合後に訴えていた「ディ・マリアにツバを吐かれた」件。これについては、仲裁ディレクターを務めるパスカル・ガリビアン氏は、現地メディアに「ビデオ判定や画像解析を行っているが、この主張が事実であるという画像は確認できなかった」とコメント。同様の行為が確認された場合は最大6試合の出場停止となるが、今回のケースには当てはまらない可能性が高いようだ。


 果たしてリーグ・アンの運営は、この件についてどのような決断を下すのか。懲戒委員会は現地時間16日に開催され、処分内容は追って発表される見込みだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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