「ミナミノとは差がある」芸術弾の南野拓実と“酷似シーン”を外した自国エースに中国メディアが嘆き

「ミナミノとは差がある」芸術弾の南野拓実と“酷似シーン”を外した自国エースに中国メディアが嘆き

2021.2.24 ・ 海外サッカー

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 サウサンプトンの南野拓実が、強豪チェルシーから奪った得点は、「スーパーゴール」とは言えないかもしれないが、実に高度な技術が凝縮された一撃だった。


 2月20日に開催されたプレミアリーグ第25節、南野が貴重な先制点を奪ったのは33分。巧みな動き出しで、チェルシーの最終ラインの間にできたスペースに走り込み、ネイサン・レドモンドからのスルーパスを引き出すと、冷静なシュートフェイトで敵のDFセサル・アスピリクエタとGKエドゥアール・メンディを翻弄し、最後は右足のアウトサイドでゴールに流し込んだ。


 名将アーセン・ヴェンゲルが「芸術家のよう」と絶賛したクールなフィニッシュで、トーマス・トゥヘル監督の就任以降、オウンゴール以外で失点がなかったチェルシーの堅牢を打ち破った南野。その活躍を引き合いに出し、自国のエースと比較したのが、中国のスポーツメディア『PP体育』だ。


「この差を比較してみてください。南野はチェルシーのDFを“気絶”させてゴールを奪った。かたやウー・レイはワールドカップ予選で得点を逃した」と見出しを打った記事で、まず日本代表FWの技あり弾を「唯一訪れたチェンスで、チェルシーのDFをクレバーにかわし、ゴールを決めた」と称賛。続いて、中国代表の主砲ウー・レイ(エスパニョール)の決定機逸に言及した。



 「2018年ロシア・ワールドカップのアジア二次予選、ウー・レイはイラン戦の後半で同様のゴールチャンスを逃した。素晴らしいパスが送られてきたが、残念ながら重心が追いついていけず、良いシュートで完結することができなかった。もちろん、イランのDFがもっと近くいたということもあるが。結局、中国代表はイランと0-0で引き分け、ホームで3ポイントを獲得するチャンスを逃したのだ」


 この2つの類似したシーンを動画で紹介した『PP体育』は、「ウー・レイとミナミノの決定力とボールテクニックに差があることがわかる」と結論づけたうえで、エスパニョールで出番を失っている中国代表FWの現状に言及している。



「一時的にエスパニョールでバックアッパーとなっているウー・レイは、一日も早くコンディションと自信を取り戻さなければならない」


 日本のエースが、プレミアのメガクラブからゴールを奪ったのは対照的に、自国のスターがスペイン2部のクラブでサブに甘んじている現状を嘆いているようだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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