「まるで誰かを殺したかのよう」ESLへの猛烈批判にペレス会長は落胆も…「ユベントスとミランは離脱していない」と諦めず

「まるで誰かを殺したかのよう」ESLへの猛烈批判にペレス会長は落胆も…「ユベントスとミランは離脱していない」と諦めず

2021.4.22 ・ 海外サッカー

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 欧州サッカー界を大きく変貌させる構想は、短時間で事実上とん挫した。レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、自分たちの取り組みが阻まれた現状に「悲しい」と話している。


 マドリーをはじめとする12のメガクラブが目論んだ欧州スーパーリーグ(ESL)構想は、多方面からの反対を受け、プレミアリーグ勢を筆頭に各クラブが次々と撤退を表明した。


 構想を主導したひとりとされるペレス会長は、スペイン『Cadena SER』の番組に出演し、「悲しいし、落胆している」と述べている(米スポーツチャンネル『EPSN』より)。


「我々は3年このプロジェクトに取り組んできた。これほどの攻撃は見たことがない。まるでオーケストラのようだ。私たち全員を驚かせた。サッカー界に20年いるが、これほどの攻撃は人生で見たことがない。我々は脅された。まるで誰かを殺したかのような、サッカーを殺したかのようだ」


 同会長は「イングランドのグループの中には、あまり関心を持っていないところもあった。それが伝染したんだ」と続けた。


「彼らのうちのひとつは、決して納得していなかった。(プレミア勢が)撤退したのは、雰囲気からだ。まるで我々が原爆を落としたかのようだ。上手く発表し、説明することができなかったかもしれない。だが、彼らは我々にその機会を与えることもしなかった」

  さらに、構想発表翌日の試合でチェルシーのサポーターがスタジアムの外で抗議活動を行なったことについては「いたのは40人だ。彼らをあそこに置いたのが誰かを言うことはできる」とし、構想を非難するひとり、ラ・リーガのハビエル・テバス会長の“手”だと示唆している。


「カディスに(ESL反対の)Tシャツを与えたのと同じ人物だよ。あれは普通じゃない」


 それでもマドリーとバルセロナが撤退を表明していないなかで、ペレス会長は「プロジェクトはスタンバイ状態だ」と強調する。


「ユベントスは離脱していない。ミランもだ。我々はみんな一緒だよ。バルセロナは考えている。昨日、我々がまず合意したのは、止めて、説明することだった。最初からそうすべきだったがね。(離脱のペナルティを)どこも払っていない。12クラブはまだそこにいる。離れていない。多くの仕事を経て、我々は拘束力のある契約にサインしたんだ」


 さらに、「マドリーでもどこでも、ESLなしに(大型補強は)存在しないだろう。金が動かなければ不可能だ」と強調し、計画の是非をソシオに投票してもらう必要はないと述べた。


「毎週火曜か水曜にマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナと対戦すると言ったら、彼らはそれを望まないか?ファンは最初からビッグクラブと対戦するほうを好むだろうと思わないか?彼らにそれを尋ねなければいけないと思うか?」


 再びファンの怒りを買いそうなコメントだが、ペレス会長は構想実現を信じているのだろうか。


構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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