セルティック&レンジャーズがプレミア参戦?元スコットランド代表は猛反対「国内リーグを殺す」

セルティック&レンジャーズがプレミア参戦?元スコットランド代表は猛反対「国内リーグを殺す」

2021.4.23 ・ 海外サッカー

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 お隣のリーグの“ビッグ2”が、プレミアに参戦する可能性を英紙『The Sun』が報じている。


 世界中に衝撃を与えた欧州スーパーリーグ(ESL)だが、プレミアリーグの“ビッグ6”を皮切りに各クラブが相次いで脱退を表明し、新プロジェクトは崩壊寸前となっている。それでも、プレミアリーグは、改革自体は必要不可欠だと考えているようだ。


 その有力なプランが、スコットランド・リーグのセルティックとレンジャーズを自リーグにオファーするというものだ。『The Sun』ではその根拠として、世界的に非難されたESLとは異なり、2クラブを巻き込む同リーグの拡大は、国際サッカー連盟、欧州サッカー連盟、イギリス政府の後押しを受けることになるとの見立てのほかに、世界中のファンやスポンサー、放送局からの関心も高まると、商業的メリットも提示。


 さらには、かねてより加入を希望していた両クラブは、「このチャンスに飛びつくだろうと」と、決して一方的ではないことも伝えている。


 しかし当然、実現化には課題が山積だ。そのひとつが長年に渡り優勝を独占してきた2強が抜けることで懸念される、スコットランド・リーグの空洞化である。元スコットランド代表FWアラン・ブラジルは英ラジオ局『talk SPORT』で、厳しい意見をぶつけている。

 「セルティックとレンジャーズからすれば素晴らしいことだと思うが、スコティッシュ・プレミアシップにとっては最悪だ。2クラブを外せば、国内のフットボールを殺すことになる」


 そして、同じく『talk SPORT』に登場したプレミア2部ボーンマスのジョナサン・ウッドゲート監督は、「昇格を目指すチャンピオンシップのチームにとって、全く公平ではない」と、違った観点から疑問を呈している。


「正直なところ、そうなるとは思えないが、もしそうなったら、彼らはチャンピオンシップからスタートしなければならないだろう。我々がセルティックやレンジャーズに勝てるかどうか?それは分からないけどね」


 アメリカとメキシコ、ベルギーとオランダの合併も報じられるなど、近頃熱を帯びている“越境リーグ”。オールドファームと呼ばれ、世界一熱いダービーとして人気を博すセルティックとレンジャーズのビッグマッチが、プレミアで実現することはあるのだろうか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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