50歳になったジダンが明かす、頭突き事件&マドリー移籍の裏側。将来のパリSG指揮官就任には含み「絶対ないとは言えない」

50歳になったジダンが明かす、頭突き事件&マドリー移籍の裏側。将来のパリSG指揮官就任には含み「絶対ないとは言えない」

2022.6.24 ・ 海外サッカー

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 元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが、6月23日に50歳の誕生日を迎えるにあたり、母国メディア『L'Equipe』のインタビューに対応。引退試合での退場劇などを振り返った。イタリア紙『Tuttosport』が伝えている。


 1998年にはバロンドールも受賞するなど、数々のタイトルを獲得したジダンは、キャリアの集大成として、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)に出場。キャプテンとしてチームを引っ張り、ついにはイタリア代表との決勝まで駒を進めたが、前代未聞の事件はその大一番で起こった。


 フランスは開始7分にジダンのPKで先制点を奪うも、19分にマルコ・マテラッツィに同点弾を奪われ、1-1で延長戦に突入。すると、迎えた110分だった。2人の間で揉め事があったようで、当時34歳の大黒柱はマテラッツィに頭突きを食らわせ、レッドカードを提示されたのだ。レ・ブルーはその後、PK戦の末に接戦を落とし、W杯制覇を逃している。



 衝撃の行動に走った裏では、イタリア代表DFによる母親の侮辱があったと一部で報じられたが、本人はそれを否定。「マテラッツィはよく『母を侮辱していない』と言うが、本当だ。でも、そのとき母と一緒にいた私の姉妹を侮辱したんだ」と語った。

  ドイツW杯の5年前、ジダンはユベントスから1億ユーロ(約130億円)とも言われる高額な移籍金で、レアル・マドリーへセンセーショナルな移籍を行なった。「そのときはちょうど29歳になったところで、すでに経験もあったが、マドリーでのプレーは自分に欠けているものだと分かっていた」と、その決断理由をこう明かしている。


「ある時点で、自分のキャリアに弾みをつけるために、この退団が必要になった。ユーベに5年いて、チャンピオンズ・リーグ以外は全部勝っていたんだ。(CL決勝では)2回負けたね(97年ドルトムント戦、98年マドリー戦)。新しいチャレンジが必要だったんだ」


 現役引退後は古巣マドリーの監督を務め、CL3連覇という偉業も成し遂げた。最も感情的になった一戦には、迷うことなく、2回目の優勝に繋がる2017年の決勝、ユベントス戦だと答えている。


「ユーベでは選手としてCLで優勝したことはなかったからね。1997年の準決勝セカンドレグ、アヤックス戦のような素晴らしい試合もあったが、そのときは最後まで行けなかった」


 21年にマドリーの指揮官退任後はフリーが続くなか、度々取り沙汰されるパリ・サンジェルマンの監督就任については「(将来的に)絶対ないとは言えない」と、含みを持たせたスーパーレジェンド。10年後、還暦となった際には、どれだけの勲章が加わっているだろうか。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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