ナポリ司令塔がイタリア代表からブラジル代表へ鞍替え?

ナポリ司令塔がイタリア代表からブラジル代表へ鞍替え?

2017.10.12 ・ 海外サッカー

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 ロシア・ワールドカップまで1年を切ったここにきて、ナポリ所属のMFジョルジーニョがイタリア代表とブラジル代表の間で揺れている。

 

 現在25歳のジョルジーニョは、ブラジルで生まれたが、幼いころにルーツのあるイタリアへ移住。ヴェローナの下部組織で育成される。下部リーグで研鑽を積んだ後の2013年夏にセリエAデビューすると司令塔としていきなりブレイクし、14年1月にはナポリに引き抜かれた。

 

 ブラジルとイタリアの二重国籍を持つジョルジーニョは、12年にイタリアのU-21代表入り。16年3月にはアントニオ・コンテ政権下のアッズーリに初招集され、同月29日のスペイン戦では初キャップを刻んだ。5月16日のスコットランド戦には2試合目を戦っている。

 

 惜しくもEURO2016のメンバー入りを逃したジョルジーニョはロシア・ワールドカップ出場を目指したが、16年夏に就任したジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の下では採用する4-2-4システムのセントラルMFとしては線が細すぎるとして、これまで一度もお呼びがかかっていない。

 

 今シーズンも開幕7連勝でセリエA首位に立つ司令塔として活躍するジョルジーニョの未招集に関しては、イタリアでもヴェントゥーラ監督の選択を疑問視する声が絶たない。

 

 そこに目を付けたのが、ブラジル代表監督のチッチ監督だ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』などの現地メディアによると、やや手薄な3センターハーフを補強すべく、このセリエA屈指のMFの招集に関心を寄せているという。

 

 ジョルジーニョが青いユニホームを着て戦った2試合はいずれも親善試合で、これまで公式戦出場はなし。FIFAのルールではセレソン入りの可能性がまだ残されている。

 

 ちなみに、ここ10年ほどではアマウリ(元ユベントスなど)とチアゴ・モッタ(パリSG)がブラジル→イタリアに国籍変更してA代表入りしたが、イタリア→ブラジルの鞍替えは極めて珍しい。

 

 その後、「ジョルジーニョがイタリア・サッカー連盟に電話し、今後の意向を尋ねた」という現地報道もあったが、直後に代理人とナポリは揃ってこれを否定。エージェントはこう語っている。

 

「今回のことは、2つの代表チームの決断に委ねられている。10月はどちらからも呼ばれなかった。11月を楽しみにしているよ」

 

 11月はイタリアがワールドカップ予選プレーオフ(対戦相手は10月17日に決定)、ブラジルが親善試合(対戦相手のひとつは日本)を戦う。はたしてジョルジーニョは青と黄色、どちらのユニホームを着ているのだろうか?

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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