久保建英の直接FKが変えた流れ。U-19日本代表、北朝鮮に圧勝

久保建英の直接FKが変えた流れ。U-19日本代表、北朝鮮に圧勝

2018.10.19 ・ 海外サッカー

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■日本、幸先よく2得点を奪うも…


来年5月にポーランドで開催されるU-20ワールドカップへの出場権を懸けた大会が始まった。出場にはベスト4進出が絶対条件となる。日本はMF堂安律(フローニンゲン)、DF冨安健洋(シントトロイデン)が参加して優勝した前回大会を除き、4大会連続で準々決勝で敗退。選手自身の成長にもつながる世界大会への出場は是が非でも継続したい。


グループBは日本、イラク、タイ、北朝鮮が同居。第1戦は北朝鮮との対戦となった。


この日のフォーメーションは4-4-2。GK谷晃生(ガンバ大阪)、最終ラインは右から菅原由勢(名古屋グランパス)、橋岡大樹(浦和レッズ)、瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18)、東俊希(サンフレッチェ広島ユース)。ボランチに藤本寛也(東京ヴェルディ)と伊藤洋輝(ジュビロ磐田)が入り、右MFに郷家友太(ヴィッセル神戸)、左に斉藤光毅(横浜FCユース)、最前線は田川亨介(サガン鳥栖)と久保建英(横浜F・マリノス)が2トップを組んだ。


8分、久保がドリブルで相手をいなしながら持ち上がると、左サイドに抜けた斉藤光にパス。受けた斉藤光のシュートは一度はGKにはじかれるもこぼれ球を押し込むと、日本が早々に先制点を奪った。


勢いづいた日本は積極的に攻めに出る。ラインを低めに保ってボールを取りに来ない北朝鮮のスキを突いたのはこの日キャプテンマークを巻いた伊藤。19分、ハーフウェイラインから敵陣内に入ったあたりで左足を振り抜き、強烈なロングシュート。これが見事に決まり、日本は2点目を奪った。


このまま日本が優勢に試合を進めるかと思われたが、北朝鮮も反撃に出る。36分、素早いパス回しから右に展開。駆け上がった右サイドからグラウンダーのクロス。中に走り込んだMFケ・タムが合わせ、1点を返した。


前半も間もなく終わろうとする40分、瀬古が突破して来た相手を止め切れず、PKを与える。41分、カン・グッチョルが冷静に沈め同点に追いつかれた。そのままスコアは動かず、2-2で前半を折り返す。


■久保の左足が、潮目を変える


後半が始まった直後の48分、ペナルティーエリア内右から郷家がシュートを放つも、相手GKがはじく。59分、日本、コーナーキックのチャンス。久保の蹴ったフワリとしたボールをファーに位置した橋岡が胸トラップ。シュートを打つも芯を捉え切れず。


63分、田川がFW宮代大聖(川崎フロンターレU-18)に交代。その宮代がドリブルで前に突き進み相手陣内に侵入すると後ろから倒され、ペナルティーエリア手前でFKを獲得する。キッカーは久保。65分、左足の強烈な弾道が相手の壁の上を越えてゴール右上に突き刺さり、日本が再びリードを奪った。


72分過ぎからは北朝鮮のターン。CKを含め何度も攻め込まれるも、全員が体を張ってこの危機をしのぐ。76分、先制点を決めた斉藤光に代わってMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)が入る。81分北朝鮮MFシン・クァンソクにレッドカード。日本は数的優位に立つ。89分、久保が三國ケネディエブス(青森山田)と交代。直後、宮代が長距離をドリブルで持ち上がると、パスを出すと見せかけてシュート。日本の4点目が決まる。後半のアディショナルタイムは4分。すると93分、今度は交代で入った安部が沈め日本5点目。終わってみれば5-2の大勝で日本が初戦を飾った。


試合後、殊勲の久保は「初戦に勝てたことは単なる勝ち点3ではないと思う。非常に安堵している。誰かが決めなければ勝ち越せないと思っていたので、FKはチャンスだなと思った。思ったとおりに決められた。次もしっかり準備して勝ちたい」と力強くコメントした。


グループBのもう一試合、イラクとタイは3-3のドローで終わっていたため、唯一勝利を収めた日本はグループ首位に立った。第2戦は22日、タイ代表と対戦する。


■AFC U-19選手権インドネシア2018(いずれも日本時間)


10月19日(金)21:00 グループステージ第1戦 日本 5-2 北朝鮮


10月22日(月)21:00 グループステージ第2戦 vs タイ代表


10月25日(木)18:00 グループステージ第2戦 vs イラク代表


10月28日(日)準々決勝


記事提供:Goal

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