日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは23日、FWマリオ・バロテッリを今季終了時までの契約で獲得したことを公式発表した。バロテッリは所属していたニースとの契約を解除しており、フリートランスファーでの加入となる。
これまでインテルやマンチェスター・シティ、ミラン、リヴァプールなど名だたるビッグクラブでプレーしてきたバロテッリは、2016年の夏にニース入り。今シーズンは、パトリック・ヴィエラ新監督の下でリーグ戦に10試合に出場。しかし、ここまで無得点と結果を残せず、先月には交代の際に手袋を投げつけるなど、かつて多くの問題を起こしてきた“悪童”は、28歳となった現在も精神的な脆さを抱えていることが指摘されていた。
バロテッリが加入するマルセイユは今シーズン、リーグ・アン第20節を終えて9勝4分け7敗の7位に位置。現在は日本代表としてアジアカップ2019に参戦しているが、酒井も在籍。同選手のクロスからバロテッリがゴールを挙げ、共にセレブレーションをするような場面などを見せてくれることを期待したいところだ。
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