「トッテナムはケチなクラブだ!」ソン・フンミンの報酬の低さに韓国紙が辛辣論調!

「トッテナムはケチなクラブだ!」ソン・フンミンの報酬の低さに韓国紙が辛辣論調!

2019.2.22 ・ 海外サッカー

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 今シーズンのプレミアリーグ、そしてチャンピオンズ・リーグで出色の出来を披露し続けているのが、トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWソン・フンミンだ。


 2月21日時点で公式戦32試合に出場して、16得点・9アシストの暴れっぷり。しかも夏場にアジア大会で、年明けにはアジアカップで長期離脱を余儀なくされながらの数値である。声価は高まるばかりで、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』によるとソンの最新推定市場価格は5000万ユーロ(約65億円)。これはアジア人選手では歴代最高の評価額である。いまや、PFA(プロ選手協会)が選ぶ年間最優秀選手賞の有力候補にも挙がるほどだ。


 もちろん韓国国内でもソンの活躍は手放しで称えられているが、その待遇について苦言を呈したのが全国大手スポーツ紙『スポーツソウル』だ。「もはやソンはトップクラスなのに、“ケチ”なトッテナムが支払う週給は低水準」と論じ、こう説明している。


「トッテナムは今シーズンが終了するまでに、ソンとの契約をさらに延長したいと考えている。だがその報酬が問題だ。現在彼はクラブから週給11万ポンド(約1650万円)から14万ポンド(約2100万円)を受け取っているとされるが、1年ぶりの新契約ではそれが15万ポンド(約2250万円)になるだけだという。これがプレミアリーグ全体の基準で見れば、さほど高くないのは明白である」


  そこで例に挙げたのが、何人かのワールドクラスの報酬(週給)だ。アレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)とメスト・エジル(アーセナル)が35万ポンド(約5250万円)で、ポール・ポグバ(マンチェスター・U)が29万ポンド(約4350万円)、ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ)が28万ポンド(約4200万円)、そしてロメル・ルカク(マンチェスター・U)が25万ポンド(約3750万円)を得ているとした。


 一方で、トッテナムのスター選手は彼らに比べると見劣りする。大黒柱のハリー・ケインでさえ20万ポンド(約3000万円)に抑えられており、2番手のデル・アリも15万ポンドという額面。同紙は「トッテナムは“ケチ”なクラブとして有名」とし、「ダニエル・レビー会長の方針で、基本給をかなり控えめにしながらボーナスを奮発する形態。よってソンの報酬だけを高くすることはできず、ましてやケインより上にはできないのだ」と結論付けた。 ソンとトッテナムは相思相愛の関係ながら、同紙は「バイエルン・ミュンヘンが虎視眈々と狙っており、プレミアリーグの他のクラブも大人しくはしていない。とりわけエデン・アザールがレアル・マドリーに旅立ちそうなチェルシーが、その後釜の最右翼と見なしている」と記し、「トッテナムは新契約の条件において、なにかしらの改善を模索しなければ引き留められないだろう」と予測している。


 とはいえ、シーズン開幕直後の時期に拘束力のないアジア大会派遣を許可し、結果的にソンと韓国U-22代表は金メダルを獲得した。個人的に最大の目標であった“兵役免除”の資格を得て、欧州でのキャリアを続行できることとなったのだ。その途轍もない恩義を、ソンは忘れていないだろう。いずれにせよ、現行契約も2023年6月まであり、十分に長い。


 現在26歳と、これから脂が乗ってくるアジア最強のアタッカー。去就は気になるところだが、ひとまずは今シーズン、どれだけゴール数を上積みして飛躍を果たすのか注目だ。



記事提供:サッカーダイジェストWEB

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