マンCとリバプールから9人を選出! 多士済々のFW部門で選んだのは…【編集部が厳選したプレミアリーグのベスト11】

マンCとリバプールから9人を選出! 多士済々のFW部門で選んだのは…【編集部が厳選したプレミアリーグのベスト11】

2019.5.27 ・ 海外サッカー

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 昨年8月に開幕した2018-19シーズンのプレミアリーグは、現地時間5月12日に最終節を迎え、リバプールとのデッドヒートを勝点差「1」で制したマンチェスター・シティの優勝で幕を閉じた。


 ワールドクラスの名手たちが熾烈な戦いを繰り広げたプレミアの舞台で、とりわけ眩い輝きを放ったプレーヤーを厳選し、ベスト11を選出。GKからセクション別に紹介する。


※「今シーズン成績」はプレミアリーグのもの。


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【GK】

アリソン(リバプール)

【2018-19シーズン成績】

38試合・22失点(21クリーンシート)


 昨夏にローマから加わったブラジル代表の正守護神は、ユルゲン・クロップの率いるリバプールに欠けていたラストピースを埋める活躍を見せた。


 ハイラインを敷いて前線から“ゲーゲンプレス”を掛けるチーム戦術の影響で、最終ラインの背後を突かれてピンチを招くケースが少なくなかったが、リーグトップのシュートセーブ率76.3という数字が示す通り、冷静沈着な対応で、幾度となくチームを救った。


 また、前線の味方にいとも簡単に送り込む正確なロングフィードで速攻の起点となるなど、その存在感は攻撃においても際立っていた。連覇を成し遂げたマンチェスター・シティのエデルソンも同様にハイレベルかつスキルフルなプレーを見せたが、加入1年目ながらリーグ最多のクリーンシートを達成した点も加味し、アリソンに軍配を上げた。

 【DF】

トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)

【2018-19シーズン成績】

29試合・1得点・12アシスト


フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)

【2018-19シーズン成績】

38試合・4得点・2アシスト


エメリック・ラポルト(マンチェスター・シティ)

【2018-19シーズン成績】

35試合・3得点・3アシスト


アンドリュー・ロバートソン(リバプール)

【2018-19シーズン成績】

36試合・0得点・11アシスト


 両SBには、異彩を放ったリバプールのコンビを選出。ともに大きな成長を見せたアレクサンダー=アーノルドとロバートソンは、守備で労を惜しまず、大胆不敵な攻め上がりから幾度となく決定機を演出した。クロップの求めるアグレッシブなサッカーを体現する存在だった。


 1シーズンに複数のDFが二桁アシストを記録したのは、1992年のプレミアリーグ創設以降では初めて。その点を考えても、文句なしの選考と言えるだろう。


 CBには、優勝争いを演じた2強からファン・ダイクとラポルトを選んだ。全試合に出場した前者は、プレミアリーグとイングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間MVPをダブル受賞したことからも分かる通り、圧倒的なプレゼンスを誇示。後者もリーグ2位の成功率(92.2パーセント)を誇る精度の高いパスでシティ攻撃サッカーを支えただけでなく、守備での成長も著しいものがあった。


 ともにチームの台所事情によってパートナーが、ほぼ日替わりの状態だったにもかかわらず、質の高いパフォーマンスを維持し続けた点は特筆に値する。【MF】

デクラン・ライス(ウェストハム)

【2018-19シーズン成績】

34試合・2得点・0アシスト


ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)

【2018-19シーズン成績】

36試合・7得点・8アシスト


クリスティアン・エリクセン(トッテナム)

【2018-19シーズン成績】

35試合・8得点・12アシスト


 アンカーに配したのは、ウェストハムでブレイクを果たしたライスだ。今年2月にアイルランドからイングランドに国籍を変更したことでも注目を集めた20歳の有望株は、タイミングの良い攻め上がりやクレバーなパス捌きなど、随所に聡明さを感じさせるプレーを披露。今シーズンにCBからコンバートされたばかりとは思えない輝きを放った。


 インサイドハーフには、ともに創造性溢れるプレーを見せたエリクセンとB・シウバをチョイスした。


 エリクセンは、ハリー・ケインやデル・アリら攻撃陣に怪我人が続出するチームにあって、リーグ3位の12アシストを記録するなど、質の高いパフォーマンスを披露。かたやB・シウバも、プレミア2年目で大きく飛躍し、90分間に渡ってハードワークを続けたばかりか、プレースピードが速まったことで、幾度となく決定機を創出した。

 【FW】

ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)

【2018-19シーズン成績】

34試合・17得点・12アシスト


セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)

【2018-19シーズン成績】

33試合・21得点・7アシスト


サディオ・マネ(リバプール)

【2018-19シーズン成績】

36試合・22得点・2アシスト


 4選手が20ゴール以上を記録し、このセクションは最も選考が難しかったが、上記の3人を選んだ。いずれもシーズンを通してコンスタントにゴールを重ね、好不調の波が少なかった点を評価した。


 キャリアハイの22ゴールを叩き出し、自身初となるプレミア得点王――サラーとピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)と並ぶ――に輝いたマネと5年連続20ゴール超という偉業を達成したアグエロは、いずれもハードワークを求める指揮官の要求にも完璧に応え、選手として一段階上がった感がある。


 そして、スターリングは、二桁ゴールと二桁アシストを記録したピッチでのパフォーマンスだけでなく、サッカー界に根深く蔓延る人種差別問題に声を上げたピッチ外での言動も称賛に値する。かつては、スキャンダルな話題を世間に提供することが少なくなかったが、今シーズンは精神的な成長が光った。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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