久保建英はウイングの何番手? R・マドリー北米遠征メンバー29人の最新序列

久保建英はウイングの何番手? R・マドリー北米遠征メンバー29人の最新序列

2019.7.13 ・ 海外サッカー

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 レアル・マドリーは現在、ジネディーヌ・ジダン監督の下、カナダのモントリオールでプレシーズンキャンプを実施中だ。


 いずれもコパ・アメリカ代表に出場したブラジル代表MFカゼミーロ、ブラジル代表DFエデル・ミリタン、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデに加え、U-21欧州選手権でスペインの優勝に貢献したダニ・セバジョス(移籍が濃厚)とヘスス・バジェホは合流していない。


 代わりに、新加入の久保建英らBチームの選手が5人加わり、総勢29人がトレーニングに励んでいる。キャンプ終了後は、7月20日にバイエルン・ミュンヘン、同23日にアーセナル、そして同26日にアトレティコ・マドリーとプレシーズンマッチを戦う予定だ。


 日本のファンが注目しているのは、この3試合で久保がどれぐらい出番を与えられるか。ひいては、今シーズン中にトップデビューが果たせるのか、という点だろう。18歳のニューカマーの立ち位置はどのポジションの何番手なのか? この北米遠征に参加している29人の序列を整理した。


 フォーメーションは、近年のマドリーのベースとなっている4-3-3とした。ただ、アンカーのカゼミーロが不在のため、このツアーでは4-2-3-1を採用するかもしれない。


 GKは、ティボー・クルトワが正守護神となりそうだ。ベンフィカやパリSGなどへの移籍が取り沙汰されているナバスが退団すれば、U-20ワールドカップでウクライナ初優勝の立役者となったアンドリー・ルニンが第2GKへ昇格するだろう。


 ナバスが残留すれば、ルニンは昨シーズンと同様に武者修行に出される可能性がある。ちなみに、昨季に第3GKだったジダン監督の次男リュカは、ラシン・サンタンデール(2部)へレンタルされている。

  最終ラインは、右SBダニエル・カルバハル、ラファエル・ヴァランヌ&セルヒオ・ラモスのCBペアは鉄板。注目は左SBで、昨シーズンは一時的にセルヒオ・レギロン(ビジャレアルにレンタル移籍が決定)に定位置を奪われたマルセロが捲土重来なるか。リヨンから加入したフェルラン・メンディとの熾烈なポジション争いが予想されるが、コパ・アメリカのメンバーから外れたことで英気を養えた重鎮に、一日の長があるだろう。


 中盤は、前述したようにコパ・アメリカで決勝まで戦ったカゼミーロの合流が遅れるため、本職のアンカーが不在。トニ・クロースとルカ・モドリッチを横に並べ、イスコがトップ下に入るトライアングルの配置も十分に考えられる。


 マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバの獲得を狙うなど、補強ポイントとなっているセクションで、不参加組もいて現状では頭数が足りていないため、久保と同じBチームのハイメ・セオアネとアルバロ・フィダルコもこの遠征ではそれなりのチャンスがもらえそうだ。

  CFは、昨シーズン中盤から調子を上げ、キャリアハイとも言える成績を残したカリム・ベンゼマが一番手。実質不在だったバックアッパーには、ブンデスリーガで17ゴールを挙げたルカ・ヨビッチがフランクフルトから加わり、憂いはなくなった。鳴かず飛ばずに終わったマリアーノ・ディアスは放出が濃厚だ。


 注目のウイングは、左のエデン・アザールはもちろん決まり。昨夏のクリスチアーノ・ロナウド退団以降、ファンが首を長くして待ち望んだビッグネームだ。2番手が、鋭い突破で昨シーズンに衝撃を与えたヴィニシウス・ジュニオール。本格ブレイクを狙うブラヒム・ディアスと、まずはBチームで実戦経験を積む予定のロドリゴがそれに続く。

  本命不在で最激戦区と言ってもいいのが右ウイングだ。まだそのポテンシャルを十分に発揮できていないとはいえ、現状ではマルコ・アセンシオが半歩リードか。ただ、ルーカス・バスケスの献身性もジダン監督は高く評価しており、対戦相手や状況に応じて使い分けられることになるだろう。


 指揮官が「戦力外」を告げたガレス・ベイルは、本人が残留を希望。マドリーは売却を目論むも、落ち目のウインガーに適正なオファーが届くかどうかは不透明で、残留の可能性も残されている。久保はそのウェールズ代表FWに次ぐ4番手か。


 といっても、便宜上左と右に分けたが、ほぼ全員が両サイドで機能するため、実際はウイングの8番手という位置づけになる。トップデビューを果たすには、この序列をひっくり返す必要があり、改めて簡単な道のりではないことを思い知らされる。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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