「嫌な予感がした」「何かが起こっていた…」元スペイン代表戦士が18年前の韓国戦の不可解ジャッジに不満

「嫌な予感がした」「何かが起こっていた…」元スペイン代表戦士が18年前の韓国戦の不可解ジャッジに不満

2020.5.28 ・ 海外サッカー

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 2002年6月22日に光州で開催された日韓ワールドカップ準々決勝の韓国戦は、スペイン人にとって忘れられない一戦だろう。


 優勝候補の一角に挙げられていたスペインは、全試合で3得点をマークするなど、グループリーグを3連勝で順当に突破。迎えた決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に難敵アイルランドを破って駒を進めた準々決勝で対峙したのが、ホスト国の韓国だった。


 12大会ぶりのベスト4進出が懸かるスペインは、“アジアの虎(韓国の愛称)”に苦戦。スコアレスのまま再びPK戦に突入し、そして敗れ去った。この試合がスペインの人々にとって消えない記憶となっている理由は、物議を醸す判定が度々あったからである。


 48分にルベン・バラハのゴールが不可解なファウル判定で取り消されると、延長に入った92分には、フェルナンド・モリエンテスのヘディング弾が再びノーゴールに。右サイドからアシストしたホアキン・サンチェスが、クロスを放り込む前にボールがゴールラインを割っていたと判定されたのだ。


 このジャッジは後のリプレー映像で、ラインをまったく割っていなかったことが判明し、世界中で波紋を呼んだ。


 判定に翻弄され、敗退の憂き目にあったスペイン。その悔しさは、ピッチに立っていた選手たちも拭いきれていないようだ。

  韓国戦で70分からプレーしたMFガイスカ・メンディエタは、現地時間5月25日にスペイン・メディア『El Desmarque』のインタビューで、レフェリングへの怒りを露わにした。


「僕は常にレフェリーに対してリスペクトをしてきた。とても難しい職業であるということに理解を示していた。だけど、あの試合だけはね……。なんというか嫌な予感というか悪い匂いがしたよ」


 主審を務めたエジプト人のガマル・ガンドゥール氏への不満を隠さないメンディエタは、さらにこう続けた。


「ホアキンの判定に対してだけ指摘しているんじゃない。ルイス・エンリケのプレーもそうだし、もっと言えば、あの大会では立て続けのミスが蓄積していた。イタリアが大会から去った韓国との試合でのPK判定もそうだし、ポルトガルが敗退した時のジャッジも全て僕らは見ていた。何かが起こっているとね。僕らは我慢するプロだった。ただ、正直に言えば、我慢を強いられた人たちだっている」


 18年越しに“本音”を漏らしたメンディエタ。往年の名手が放ったこの発言は、小さくない波紋を広げそうだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部

記事提供:サッカーダイジェストWEB

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