三笘薫が川崎フロンターレで輝き出した時から、多くのファンや関係者がA代表での活躍を期待した。テクニック、スピード、得点力を兼ね備え、スケールの大きさを感じさせるプレイスタイルに誰もが圧倒された。実力者揃いの川崎で頭角を表したことも印象的だった。
一方で多くの日本人選手が海外で研鑽を積む昨今、外国勢と渡り合える選手なのかどうかを見極める際に、Jリーガーよりも海外クラブに籍を置く選手の方が有利なのは致し方ないだろう。Jリーグのレベル云々というより「フィジカル面で劣勢になることが多い環境下で結果を出せているか否か」という判断基準には強い説得力がある。川崎時代にも注目されながら、A代表に至らなかったのは致し方ないだろう。
代表での活躍を目指し海外クラブでのプレイを志す。最早珍しいことではなくなっているが、移籍出来ても結果を出せるかどうかはまた別の話であり、時間がかかることもあれば、スタートは良くても伸び悩んだりもする。怪我で夢破れることもある。三笘はベルギーリーグに素早く順応し、早々に才能を見せつけた。クラブで戦力となり、A代表に呼ばれ、最終予選の重要な試合で圧倒的な仕事をしてみせる。マンガのようなことをサラッと実現した彼は、このインタビューで海外移籍や監督、ワールドカップなどについて実直に語ってくれている。クレバーな受け答えも含め、非常に見応えのある動画となっている。
写真提供:getty images