サッカー日本代表 独占スペシャルインタビュー 「日本代表と自分自身の現在地とこれから」柴崎岳②

サッカー日本代表 独占スペシャルインタビュー 「日本代表と自分自身の現在地とこれから」柴崎岳②

2021.12.24 ・ 日本代表

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LEGENDS STADIUMの独占取材の中で日本代表MF柴崎岳は『日本のサッカー』について触れている。今年の東京五輪準決勝で対戦したスペイン五輪代表は、A代表に近いサッカーを展開した。もちろん、サッカー自体の進化による違いはあるが、スペイン代表が急にカウンター一辺倒のチームになったり、フィジカルを全面に押し出すサッカーを指向することはないだろう。リーグや地域の個性がなくなりつつある時代においても、テクニカルで攻撃的な『スペインらしいサッカー』は依然として存在している。


日本代表はどうか。サッカー協会は『ジャパンズウェイ』という指針を打ち出している。アジリティやテクニックといった日本人プレイヤーの特徴をベースにした『日本らしいサッカー』が、少しずつ形作られているのは間違いない。ただ、常に結果を求められるA代表の戦い方が、その時の監督や対戦相手に影響されていることは否めず、A代表と五輪代表のフォーメーションが異なっていたりすることも珍しくない。Jリーグがスタートして30年程になるが、欧州の伝統あるリーグと比べればどうしても蓄積されたものに差がある。そこを埋めていくのは容易ではない。


しかしながら、このインタビューで柴崎の話を聞いていると、日本サッカーがその差を埋め独自のサッカーを確立する日は必ず来る、という気持ちにさせられる。その点に注目しながらご覧になっていただきたい。また、日本有数のゲームメーカーとして知られている柴崎の、ゲームメーカーに対する見解も興味深い。アジア最終予選のプレイで厳しい評価もされているが、青森山田、鹿島、そして日本代表で実績を残し、さらにスペインでも研鑽を積む彼の言葉には傾聴に値すべき高い価値がある、そう再認識できるインタビューとなっている。


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