東京五輪に向けて再起動したなでしこジャパン、格上カナダ女子代表を4ー0で一蹴

東京五輪に向けて再起動したなでしこジャパン、格上カナダ女子代表を4ー0で一蹴

2019.10.7 ・ なでしこ

シェアする

6日、なでしこジャパンがカナダ女子代表と親善試合を行い、岩渕真奈の先制ゴールを含む4得点、守備でもカナダの攻撃陣を完封し4−0で勝利。12月に韓国で行われるEAFF E-1サッカー選手権に向けて弾みをつけた。


2018年11月以来となる日本での親善試合。IAIスタジアム日本平(静岡県)で行われた一戦のスタメンは、GK山下杏也加、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、宮川麻都。ダブルボランチに三浦成美と杉田妃和、右に中島依美、左に長谷川唯。2トップに菅澤優衣香と岩渕真奈が入る4-4-2でスタートした。


開始からボールを支配するなでしこ、6分に中島のグラウンダーのクロスに走り込んだ岩渕が右足ダイレクトで合わせ、鮮やかなゴールで先制する。その後もなでしこは丁寧なパスワークから攻撃を展開。2トップの岩渕、菅澤がボールを引き出すとともに、両サイドの中島、長谷川が絡み、チャンスを作る。


前半37分、なでしこはゴール前の混戦でボランチの三浦が負傷。ピッチを後にすると、前半42分に籾木結花が替わって入った。籾木が右サイドに入り、中島がボランチへ移動すると、前半終了間際には左サイドの長谷川が前線中央へ移動し、岩渕とポジションをチェンジ。


後半5分には、左サイドに回った岩渕が中央へドリブルでカットイン。右足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。後半7分には、長谷川のスルーパスを受けた籾木がチャンスを作り、杉田がシュートを打つが、カナダ守備陣がブロック。その後も菅澤がヒールでシュートを放つなど、多彩な攻撃でスタジアムを沸かせる。


後半18分には菅澤に替えて、ドリブラーの遠藤純を投入。後半20分、遠藤が左サイドをドリブルで切り裂くと、宮川、長谷川とパスを繋ぎ、岩渕がヒールで落としたボールを長谷川がシュート。GKが弾いたボールを籾木が右足で押し込み、待望の追加点を挙げる。


その後もなでしこの勢いは止まらない。後半27分、最終ラインの裏に抜け出した岩渕がゴール前の長谷川にパスを送ると、冷静に蹴り込んで3点目。岩渕のチャンスメイクが光ったゴールだった。


後半34分には殊勲の岩渕と宮川を下げて、田中美南と高橋はなを投入。後半39分には、GKとの接触で負傷した長谷川に替えて、小林里歌子を送り込むと、後半アディショナルタイムには、田中が打ったシュートの跳ね返りを小林が詰めて4点目。途中出場の選手が得点を決め、ゴールラッシュで試合を締めくくった。


試合後、高倉麻子監督は「東京五輪へのリスタートとして、全員でハードワークできた。コンパクトな守備を形成しながら、局面では強さを出していく中で、我慢強く戦えた。前線の選手も、変化の中で点を取ることができた」と及第点を与えた。


なでしこの次戦は11月10日、MS&ADカップ(福岡・北九州スタジアム)で、南アフリカ女子代表と対戦する。


シェアする

最新記事