日本時間9日、シービリーブスカップの2戦目が行われ、なでしこジャパンはイングランド女子代表と対戦。一進一退の攻防が続く中、なでしこは終了間際にミスから失点し、0対1で敗戦。悔いの残る試合となった。
FIFAランキング6位のイングランドに対し、10位のなでしこジャパン。格上との一戦、スタメンはGK池田咲紀子、最終ラインは右から清水梨紗、土光真代、三宅史織、宮川麻都。ダブルボランチに杉田妃和と三浦成美。右に籾木結花、左に中島依美。2トップに岩渕真奈と田中美南が入る、4-4-2でスタートした。
開始1分、中島のミドルシュートで幕が上がる。しかし3分、清水のバックパスをFWヘンプに狙われ、シュートを打たれるが、GK池田の好セーブで事なきを得た。前半7分には岩渕、田中のINACコンビでシュートに持ち込むなど、なでしこが攻めの姿勢を見せる。
前半10分には杉田が強烈なミドルシュート。GKにセーブされたが、惜しい場面だった。前半27分には田中がドリブルで持ち込み、4人に囲まれながらシュートに持ち込むなど、個の力を見せつけ始める。
前半32分にはFWイングランドにゴール前でシュートを打たれるが、GK池田が足でストップ。守護神の再三の好セーブにより、ゴールに鍵をかける。
前半終了間際には負傷した清水に替えて、遠藤純を投入。イングランドも後半24分にエースのFWホワイトを送り込むなど、選手交代で試合が活性化していく。
後半31分には、再三チャンスを作った田中に替えて、上野真実を投入。しかし後半38分、最終ラインで三宅の縦パスが相手に奪われると、エースのホワイトに決められて失点。初戦同様、自陣ゴール前でのミスからピンチを招き、ゴールを奪われてしまった。
結局、このゴールが決勝点になり、イングランドが1対0で勝利。なでしこは2連敗となった。
試合後、高倉麻子監督は「ゴールに迫るパワーが足りなかった。ボールを拾われた後の速攻に驚異を感じてという流れが多かった。スイッチを入れる攻撃ができない中で、圧力を受けてしまった」と振り返った。
好セーブで奮闘したGK池田は「前半は勢いを持って入れた。後半は流れを相手に渡してしまった。二試合連続で自分たちの(ミスの)ところから失点している。チームとしてミスをなくしたい」と冷静に語った。
勝利が欲しいなでしこ。シービリーブスカップ最終戦、相手は世界王者アメリカ。試合は12日(木)9時より、NHK-BS1、NHK-BS1 SUBで生中継される。
写真提供:getty images