大会概要

EAFF E-1 サッカー選手権がいよいよ開幕を迎える。1990〜1998年まで開催されていたダイナスティカップが東アジアカップとなり、前回の2017年大会より現在の名称となった。

決勝大会に出場する4チームのうち日本、韓国、中国の3カ国がシードされているため、常に決まった国同士で行われている印象があるが、東アジアサッカー連盟に所属している7カ国とゲスト参加するオーストラリアを含めた8チームによる予選が行われ、残りの一枠を決めている。

日韓中が持ち回りで、2年置きに4チーム総当りで競うこの大会、まずは男子のみでスタートしたが、2005年には女子大会も開催され、男女の勝点を合計して順位を決めるなど、様々な試行錯誤を経て現在の形となった。

大会はAマッチデーではなく、海外クラブに在籍している選手を招集することが難しい。日本代表はベストメンバーを揃え難いことが前提となる。だが、閉幕したばかりのJリーグを主戦場とする国内組にとっては大きなチャンスとなる。実際、この大会で活躍した選手がA代表に定着するケースは少なくない。山口蛍や柿谷曜一朗などの代表デビュー戦となった選手もいれば、昌子源や植田直通のように代表定着を印象づけたプレイヤーもいる。東京五輪を来年に控える今大会はU-22世代から12人が招集されており、飛躍するきっかけを掴む選手が現れて欲しいところだ。

そして、対戦する相手は韓国、中国、それに香港を加えた3チーム。それぞれ実力や対戦成績、関係性などは様々だが、フルメンバーじゃないことが負けていい理由にはならない、叩いておくべきチームばかりだ。簡単ではないがここで優勝することは来年に大勝負を控える森保ジャパンにとって、決して小さくない成果となるはずだ。