【U20WWC】ヤングなでしこ強し!日本がスペインに快勝、U-20女子W杯初優勝を飾る

【U20WWC】ヤングなでしこ強し!日本がスペインに快勝、U-20女子W杯初優勝を飾る

2018.8.25 ・ なでしこ

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FA女子U-20ワールドカップ決勝のスペイン戦がフランスで行われ、U-20女子日本代表“ヤングなでしこ”は、宮澤ひなた、宝田沙織、長野風花がゴールを奪い、3対1で快勝。女子U-20ワールドカップのタイトルを獲得するとともに、A代表、U-17代表に続き、U-20代表でも世界制覇という女子サッカー界史上初の快挙を成し遂げた。


世界女王まであと1つ。決勝の相手は、グループリーグで今大会唯一の黒星を喫したスペイン。リベンジマッチとなった日本のスタメンはGKスタンボー華、最終ラインが右から宮川麻都、高橋はな、南萌華、北村菜々美。右サイドに宮澤ひなた、左に遠藤純。ダブルボランチに林穂之香と長野風花。2トップに植木理子と宝田沙織が入る、4-4-2でスタートした。


日本の最初のチャンスは前半13分。エースの植木が巧みな反転でペナルティエリアに侵入すると、右足で強烈なシュートを放つ。ゴールの枠を捉えることはできなかったが、スペインの最終ラインに圧力をかけていく。


前半16分にはスペインがビッグチャンスを迎える。コーナーキックのボールをキャプテンのパトリがフリーでヘディングシュート。これはわずかにゴール左。さらに前半23分にはマイテがペナルティエリアの外からミドルシュートを打つが、GKスタンボー華が横っ飛びでファインセーブ。ゴールを死守する。


スペインの時間帯が続くが、宮澤の一発で日本が流れを引き寄せる。前半38分、遠藤のパスを受けた宮澤が、ペナルティエリアの外からGKの頭上を越すロングシュートを沈め、劣勢の中でリードを奪うことに成功。


後半に入ってもスペインがボールを支配するが、日本は虎視眈々とチャンスを狙っていく。そして後半12分、植木のポストプレーから宝田が抜け出すと、GKと1対1の場面で冷静に右足を振り抜き、ゴール右に流し込んだ。


2トップのコンビネーションでスペインを突き放した日本。後半20分には、チームの大黒柱・ボランチの長野が今大会初ゴールを決めて3対0。しかし、スペインも意地を見せる。後半26分にカンデラが後方からの飛び出しでダイレクトシュートを放ち、1点を返す。


その後も日本は守備に比重を置きながらも、チャンスと見るや積極的な攻撃でスペインに圧力をかけ続け、林、遠藤が立て続けにシュートチャンスを迎える。


最後まで攻守の連動を途切らせることなく、戦い続けた日本。終了間際には植木に替えて、村岡真実を投入。その後もスペインの攻撃を封じ込め、3対1で試合終了のホイッスルを聞いた。


攻守に見事な組織を作り上げ、ヤングなでしこを世界女王に導いた池田太監督は「選手たちがよく戦ってくれた。日頃から、選手たちを育ててくれたみなさん、女子サッカーに関わるみなさんに感謝とおめでとうと、色んなことを伝えたい。チームがスタートしたときに、選手たちが『世界一になりたい』という目標を自分たちで掲げた。その手伝いができたんじゃないかな」と笑顔を見せた。


大会を通じて、チームの主軸として攻守に奮闘した長野は「みんなで目指してきた場所なので、すごくうれしいです。みんな仲が良くて、解散するのが寂しい。大好きなチームの一員として戦えて良かった」と溢れ出る涙を隠さずに語った。


U-17、A代表に続き、U-20も世界一の座に輝くという、女子サッカー会初の快挙を成し遂げた日本。この勢いを来年のW杯、そして2020年の東京五輪に繋げたい。


写真提供:getty images

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