リトルなでしこ、ニュージーランドを崩し切れずPK戦に持ち込まれ敗退、ベスト8で終戦

リトルなでしこ、ニュージーランドを崩し切れずPK戦に持ち込まれ敗退、ベスト8で終戦

2018.11.25 ・ なでしこ

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日本時間25日、FIFA U-17女子W杯の準々決勝が行われ、U-17女子日本代表“リトルなでしこ”は、U-17女子ニュージーランド代表と対戦。試合はPK戦の末にニュージーランドが勝利し、優勝を目指したリトルなでしこの戦いは準々決勝で終わりを告げた。


前回大会は北朝鮮に敗れて準優勝。その悔しさを晴らすべく、優勝を目指して臨んだU-17W杯。負ければ終わりのノックアウトステージ、スタメンはGK大場朱羽、DF富岡千宙、大熊環、松田紫野、善積わらい。MF瀧澤千聖、中尾萌々、西野朱音、木下桃香。FW大澤春花、山本柚月でスタートした。


先手を取ったのはニュージーランドだった。前半17分、コーナーキックから、ニュージーランドのアボットに狙いすましたシュートを決められてしまう。前半25分には、ジェンキンスにクロスバー直撃のシュートを打たれるなど、ニュージーランドが攻勢に出る。


しかし、リトルなでしこも反撃に出る。前半31分、なでしこらしいパスワークで相手陣内に攻め込むと、スルーパスに抜け出した山本がシュート。一度はGKリートにブロックされるが、こぼれ球を木下が蹴り込み、相手の足に当たってゴールイン。記録上はオウンゴールになったが、ニュージーランドの守備を崩した得点だった。


リトルなでしこは後半15分、西野に替えて、森田美紗希。後半22分には山本を下げて、神谷千菜を投入し、勝ち越しゴールを奪いに行く。後半34分には最後のカードとなる、瀧澤に替えて伊藤彩羅を送り出し、決着をつけにかかるが、ゴールが遠い。


シュート数13対7、ボール支配率63%対37%とリトルなでしこが上回りながら、GKリートの牙城を崩すことはできず、1対1で終了。勝負の行方はPK戦に委ねられた。


日本は1番手のキッカー松田のシュートがGKにストップされると、2番手の木下は成功したが、3番手の富岡が失敗。続く神谷、善積も成功したものの、ニュージーランドは4人が決めて、ゲームセット。PK3-4でニュージーランドが勝利し、リトルなでしこの冒険は幕を閉じた。


試合後、池田太監督は「前半、思ったようにボールを動かせず、相手陣内での攻撃が少なかった。同点に追いついたが、前半の戦いが最後まで響いてしまった」と振り返り、「1点の重み、警戒していたセットプレーなど、W杯の戦い方をこの大会で経験した。この悔しさをバネに、日々の成長につなげてほしい」と、若きなでしこ達にエールを送った。


キャプテンの松田は「前半は自分たちのプレーができず、うまくいかなかった。同点になってから立て直そうとしたけど、自分たちの甘さが出た。このチームを引っ張っていく責任のなさが出てしまって悔しい」と話し、今後に向けては「この悔しさを忘れてはならない。メンタルも技術ももっとレベルアップしないといけない。これから磨き上げていきたい」と涙を堪えずに語った。


U-17W杯はベスト8で幕を閉じたが、U-20W杯、そしてA代表へと道は続いている。この悔しさをバネに、さらなるレベルアップを見せる若きなでしこに注目だ。


写真提供:getty images

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