日本時間30日、FIFA女子ワールドカップの準々決勝が行われ、ドイツとスウェーデンが対戦。試合は優勝候補のドイツが先制したが、スウェーデンが2点を奪って逆転勝利。難敵を破り、オランダが待つ、準決勝への切符を手に入れた。
FIFAランキング2位のドイツと9位のスウェーデン。2016年のリオ五輪決勝と同じカードとなった準々決勝最後の試合は、ドイツがボールを支配して攻め込み、スウェーデンがカウンターを狙うという図式で始まった。
最初のチャンスはスウェーデン。前半12分、後方からのスルーパスに抜け出したヤコブソンが左足でシュートを打つが、GKシュルトが左足に当ててブロック。ゴールを死守する。
先制したのはドイツ。前半16分、相手のパスをデブリッツが奪うと、ドリブルで切れ込み、中央へスルーパスを送る。最終ラインの裏に抜け出したマグルが最初のコントロールでボールを浮かせると、アクロバティックなボレーシュートを突き刺し、ドイツが先手をとった。
しかし、スウェーデンもすぐさま反撃に出る。前半22分、最終ラインからのロングフィードに反応したヤコブソンがドリブルで抜け出すと、追いすがるDFのプレッシャーを受けながら、GKと1対1の場面でゴール左に流し込み、同点に追いついた。
今大会、無失点で勝ち上がってきたドイツの牙城を崩す一撃を放ち、勢いに乗るスウェーデン。前半36分には、スルーパスに抜け出したブラックステニウスがGKと1対1の場面でシュートを打つ。これはGKが弾き出したが、ドイツの最終ラインの裏を突くパスで、再三チャンスを作り出していく。
リズムの悪いドイツは、後半開始から司令塔のマロジャンを投入。大会初戦で負傷した背番号10を送り込み、攻撃の糸口を作り出そうとする。
しかし、次のゴールを奪ったのはスウェーデンだった。後半3分、右サイドを突破したヤコブソンがクロスを送り、ロルフォがヘディングシュートを放つ。これはGKシュルトが弾き出すが、こぼれ球をブラックステニウスが押し込み、逆転に成功した。
その後もドイツが猛攻を仕掛けるが、スウェーデンはGKリンダールを中心に粘り強く対応。ドイツの攻撃をしのいだスウェーデンが2対1で勝利し、準決勝へと駒を進めた。
スウェーデンの準決勝の相手はオランダ。試合は4日に行われる。
写真提供:getty images