祝6大会連続ワールドカップ本戦出場決定!

祝6大会連続ワールドカップ本戦出場決定!

2017.9.1 ・ 日本代表

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日本代表、ホームで宿敵オーストラリアを下し、6大会連続のW杯出場決定――。31日、FIFAロシアワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦が埼玉スタジアム2OO2で行われ、日本代表は前半41分に浅野拓磨のゴールで先制すると、後半37分には井手口陽介の代表初ゴールが決まり、2対0。攻守にオーストラリアを圧倒し、グループB一番乗りでW杯の切符を手に入れた。


勝てばワールドカップ出場が決まる大一番。日本のスタメンはGK川島永嗣。最終ラインは右から酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都。中盤はキャプテンの長谷部誠、山口蛍、井手口陽介。ワントップに大迫勇也、右に浅野拓磨、左に乾貴士が入る、4-3-3でスタートした。


この試合最初のプレーで、井手口が素晴らしい出足でオーストラリアのボールを奪取した。このプレーが、試合の行く末を暗示していたのかもしれない。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司といった選手をベンチに置き、大迫、井手口、山口といった、機動力とスプリント、球際の強さに長けた選手を中央に並べた、ハリルホジッチ監督の策が的中する。


前半14分、乾が右サイドでボールを受けると、中央にカットインし左足でシュート。これは枠を外れたが、惜しい場面だった。前半35分には長友のインターセプトから大迫がポストプレーでつなぎ、長友のクロスに浅野が飛び込むが、わずかに合わず。


オーストラリアのチャンスは前半38分。レッキーがペナルティエリアの外からシュートを打つと、守備に入った吉田の足に当たって軌道が変わり、ポスト直撃。日本としては肝を冷やした場面だった。


そして前半41分、日本に待望の先制点が生まれる。左サイドの長友が中央へピンポイントクロスを送り、そこに走り込んだのが浅野。左足ダイレクトで合わせて、ゴール右に流し込んだ。


1点リードを許したオーストラリアは、後半16分にユリッチを投入。さらに後半25分には日本キラーのケーヒルを送り込む。選手交代に活路を見出そうとするオーストラリアだが、日本は中盤の井手口、山口、長谷部を中心に守備を固めると、酒井、長友のサイドバックが献身的なプレーを見せ、決定機を作らせない。


日本は後半31分、疲れの見えた乾に替えて、原口元気を送り出す。後半32分には原口が抜け出し、ドリブルで独走。中央へ送ったクロスに反応した井手口がシュートを打つが、ゴール目前でDFがブロックした。


そして後半37分、原口と井手口がプレスをかけてボールを奪うと、井手口が中央へドリブルで切れ込み、右足で強烈なシュート。鮮やかな弾道でゴールに突き刺し、日本の勝利を決定づけた。日本は後半42分に殊勲の大迫に替えて岡崎慎司、44分には浅野に替えて久保裕也をピッチに送り出す。その後も最後まで集中を切らさず守り抜いた日本が2対0で勝利。満員の埼玉スタジアムに歓喜の輪ができた。


肉を切らせて骨を断つ。これぞハリルジャパンという試合運びだった。オーストラリアにボールを保持させながらも、素早いプレスで奪うとカウンターを繰り出し、息の根を止めた。W杯仕様の戦い方が見えたという意味でも、価値ある勝利となった。


試合後、涙を浮かべたハリルホジッチ監督は「アリガトウゴザイマス。日本国民のみなさんの勝利です。チーム、選手を応援してくれてありがとう。素晴らしいサポートです。誇りに思います。スタッフ、関係者の皆さん、仕事をしてくれてありがとう。W杯に向けて準備をしたい」と力強く言い切った。


そして、3月以来の代表復帰ながら、守備で貢献したキャプテンの長谷部は「日本中が一つになって獲ったW杯の切符。(最終予選の初戦で敗れたチームはW杯に出られないという)ジンクスを覆した。今日は喜んで、新たな競争が始まる。頑張っていきたい」と安堵の表情を見せた。


2点目のゴールを含む、MVP級の活躍を見せた井手口は「(得点場面は)枠に入ればいいかなと思ったが、そのまま入って良かった。大舞台で使ってもらったので、結果を残す思いで試合に臨んだ。その気持ちがゴールに繋がった。W杯まで時間があるので、もっと成長して選ばれるように、満足せずに頑張りたい」と言葉に力を込めた。


この結果により、日本代表のグループB1位が決定。6大会連続のW杯出場を決めた。残る最終戦、サウジアラビア戦は5日26時よりテレビ朝日系列、26時15分より、NHK-BS1で生中継される。


写真提供:getty images

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